ネタ袋
2015年9月5日放映のTBS世界ふしぎ発見で、シンガポールの鳥のコンテストを紹介していた。番組では「コウラウンなどの鳥」と言っており、一瞬映っていた鳥はコウラウンだったような気がする。 しかし、そのあと鳴き声が良いので高く売れたという、ポーポポポ…
椿は本来暖かい地方の植物だが、秋田県の男鹿半島にも自生しており、日本海側沿岸各地に自生している。椿油は海面に垂らすと水の中を見やすくなるため、礒漁に役立ったと考えられている。番組ではこれを、宗像海人族の足跡であるとしていた。 http://www.tbs…
ドイツ・リース盆地。 直径1kmほどの隕石でできた巨大なクレーター。 ネルトリンゲンはその中にある街だが、ネルトリンゲンそのものがクレーターではない。なぜか城壁がクレーターのように真ん丸に造られている不思議な街。進撃の巨人の舞台のモデルになった…
古代メキシコでは「このような植物」の根元からとれる「現在でも高級食材」は何かという問題。画面に映っている植物はリュウゼツランだった。回答は三択。1.カブトムシの幼虫 2.アリの卵 3.蝶の蛹 正解は2.アリの卵だった。 ツヤハダアリという種類で現在で…
2013/09/22放送のイッテQ。腹痛を起こしたイモトが近くの村で胃薬をもらうシーンがある。それは白っぽい土の塊で、砕いて飲むことにより胃痛が止まるのだという。ミネラルが豊富であるとのこと。イモトによれば、味はただの土で、非常にまずそうなリアクシ…
『兎園小説』は、文政八年、滝沢馬琴の呼びかけで文人たちが集まり、それぞれが持ち寄った奇妙な話を披露し合った兎園会のまとめ本だそうです。細かく読んでいけば興味深い話が多数あるのですが、今回の目的はうつろ船の蛮女の話を確認することだったので、…
『草廬漫筆』は武田信英による尚古的考説で成立は江戸時代とのこと。著者や成立年代について調べても今ひとつこれといった情報にたどりつかない。以下は斜め読みで目についたものを抜き書き。 底本は『日本随筆大成(第2期 第1巻) 兎園小説 草廬漫筆』 菖蒲…
海の中で、アンモナイトなどの生きもの死骸のまわりに固まる物質が集まって丸く固い塊になり、海底のやわらかい砂にうもれていたものが、海底の隆起によって地上に現れ、風雨によって地表に現れる。カザフスタンのものは数と大きさで世界随一であるが、同様…
シュバット ラクダのミルクで作るお酒。白い。「微発泡、シュワシュワする、作り立てのヨーグルトの味」とレポーター。「春のミルクには臭みがある、秋は臭みがなく飲みやすい。寝る前に飲むと体があたたまってよく眠れる」と酒を造る現地の女性。クルト 乾…
久しぶりのネタ袋(豆知識あるいは謎解明)です。映画『リトル・ブッダ』のラスト、チベット人の僧侶ノルブの遺灰を海に流すシーンで流れている歌曲は、般若心経というお経の、サンスクリット原典の一部ということに気付きました。 そのことをツイートしたと…
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004393186.shtml 前述の人力検索関係でふと思い出したんですが、神戸の王子動物園で人工飼育中だったインドゾウの子供「オウジ」が2008年に足を骨折して寝たきりなんです。 動物は立てなくなると弱って死んでしまうこ…
ゾウ、キリンの子育てで変わったエピソードを探しています。 ど… - 人力検索はてな この質問を見て思い出したのでメモしておきます。 何十年も前に週刊誌で読んだ話です。雑誌の名前は覚えていませんし、当時のことだから誰かが創作した話を実話として紹介し…
アイソトープ isotope は同位体と訳します。同じ性質を持つ元素なんだけど、重さがちょっとだけ違う元素のことを言うそうです。 そのアイソトープの中には、不安定な状態から安定した状態に変化する時、放射線を出しちゃう元素というのがいて、それが放射性…
http://www.superstock.com/stock-photos-images/1566-416358 以前、ひょんなことで上記サイトにある写真をみつけました。アディナータ寺院というところにあるレリーフなのですが、頭が一個で体が五つある人の像です。http://d.hatena.ne.jp/chinjuh/comment…
開高健の『ベトナム戦記』にカエルとサソリの話が出てきます。その話は秋田書店サンデーコミックス版の『サイボーグ009』にも掲載されているので読んだことのある人は多いと思います。 内容がまったく同じでオチの違う話が『スタートレック・ボイジャー』の…
これまでのまとめ サイボーグ cyborg という言葉が考案され、発表されたのは1960年5月のアメリカでのこと。考案者はマンフレッド・クラインズ (Manfred Clynes) 。詳しくはこちらの人力検索をどうぞ>http://q.hatena.ne.jp/1320976407 サイボーグという言葉…
上村勝彦・訳『マハーバーラタ』より 八つのシャーナは一シャタマーナにあたる。獅子を殺すシャラバは八足である。神々のうちヴァス神群は八体であると聞く。一切犠牲祭(サルヴァジュニヤ)には祭柱は八角であると規定される。 はいはい、獅子殺しの八足獣…
サイボーグという言葉を日本で初めて「創作に」使ったのは誰なのか、しつこく調べています。図書館に光文社文庫版の『鉄人28号』全12巻があったので借りてきたのですが、なんとビックリ、これは秋田書店新書版『鉄人28号』全10巻に収録されたものを"除いた"…
蚕というのは濃厚な交尾をします。メスが尻をあげてオスを誘うと、オスが翅を震わせながら近づいていって、尻と尻とをあわせて結合します。その結びつきは意外とかたくて、ほうっておくと一日でも二日でもずーっと結ばれたままでいます。たぶん、いずれは離…
サイボーグという言葉を発明したのは誰? サイボーグという言… - 人力検索はてな この質問に関連して、水木しげるの「サイボーグ」という漫画を読んでみました。これまでにいくつかの単行本に収録されているようですが、現在入手可能なのは『水木しげる「怪…
日本の漫画家さんたちは、どうやら朝日新聞の記事を読んでサイボーグという言葉を使いはじめたようです。サイボーグという言葉を発明したのは誰? サイボーグという言… - 人力検索はてな で上がっているものでは、 1960年?月(諸説あって定まらず。1961年と…
サイボーグという言葉を発明したのは誰? サイボーグという言… - 人力検索はてな この質問で、サイボーグという言葉の発明者が、アメリカのクラインズという人だとわかりました。1960年5月の学会で発表され、その内容は同年9月に米アストロノーティックス誌…
トルクメニスタンとウズベキスタンの国境付近にあるクイテンダグ自然保護区では、野生のヤギであるマーコールを訓練して、人の背中に乗るように仕込んだそうです。人が馬乗り遊びの馬のように前かがみになると、マーコールがやってきて背中に飛び乗るという…
おともだちからメールが来て、頼む、録画しといてくれと言われたので録画して、ついでだから自分も見たんですが、10日放送のやつは、徳川綱吉が捨て犬を保護して今の中野区あたりで飼ってたという話をしてました。もんのすごい広大な敷地で犬ばっかり飼って…
「月ぬ美しゃ(つきぬかいしゃ)」は、月が美しいのは十三夜、女の子が美しいのは十七歳、と歌うのですが、十三夜を「とぅかみいか(十日三日)」、十七歳を「とぅななつ(十・七つ)」と発音します。 歌ってるうちに「お月さんいくつ、十三七つ」という歌を…
◎話の発端 http://d.hatena.ne.jp/chinjuh/20111001#p3 ◎つづき(コメント欄も含めて読んでね) http://d.hatena.ne.jp/chinjuh/20111002#p2 というわけで(めんどくさいから上のリンクを読んでください)『ミシシッピの生活』という本を借りてきました。長…
先日から「ヒマラヤに住む怪物で、足が八本あって獅子よりも強く、高く飛び跳ねる」というものを探してます。ネパール語の辞書に載ってて、名前はアスタパード( अष्टपाद aṣṭapād )で、単純に八本足という意味なので蜘蛛やタコもその名前で呼ばれてるみたい…
ツチボタル(ヒカリキノコバエの幼虫) ねばねばする玉が連なる糸のようなものをたらし、発光することで虫を呼び寄せ、ねばねばでからめとって食べる。ニュージーランドの洞窟に生息。 ツノトカゲ 危険を感じると目から血のような液体を発射して威嚇する。見…
尺取り虫 露に濡れた木の葉のうえを緑色の小さな虫が、ときどき体の三分の二を空中にうかして、「あたりの様子をうかがい」、それからまた這い進んだ。トムによれば、その虫は尺度を計っているのだ。虫が自分の意志で近づいてきたとき、トムは石のようにじっ…
昨日(というか今朝)、新スタートレックの中で、クルーがタイムスリップしてマーク・トウェインに会う話があると書きました。その話の中で、新聞記者が「トウェインさん」と呼びかけると、「その名前はやめろ、サム・クレメンズだ」と本名で呼べと返事をす…