ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

氷河サージ

氷河は万年雪が圧縮されてできた氷の固まりで、重力でゆっくりと斜面を流れ落ちている。凍っているのでその動きはとても遅い。遅いはずなんだけれど、何かの条件がそろうと一気に移動してしまうことがある。その異常流動を氷河サージと言う。 サージを起こし…

メダマガエル

http://www.dkimages.com/discover/DKIMAGES/Discover/Home/Animals/Amphibians/Frogs-and-Toads/Families/Leptodactylid-Frogs/Four-eyed-Frog/Four-eyed-Frog-4.htmlとりあえず黙って写真を見よ! 和名:メダマガエル、ヨツメガエル 英名:Four-eyed Frog …

セレナイトの地下洞窟

http://www.crystalinks.com/mexicocrystals.html http://news.nationalgeographic.com/news/2007/04/070409-crystal-cave.html メキシコのチワワ州南部の地下にあるナイカ鉱山(Naica)には、巨大なセレナイトの結晶があるという。その巨大さたるや常識を遙か…

今年の積雪を占う飯山地方の言い伝え

http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000811240006 カマキリがいつもより高いところに卵塊を作ると大雪 神戸(ごうど)の大銀杏の黄葉が色鮮やかで一気に落ちると大雪 「初雪が早いと少雪」 「竹の伸びが大きければ大雪」 「晩秋から初冬に雷…

ヤクのはじまり、水牛のはじまり(ヒマラヤの伝説)

あるところに牛の夫婦がいた。夫婦がいつもなめていた岩塩の塩場がとぼしくなったので、夫がヒマラヤの向こうまで岩塩を探しに行くことになった。妻は自分の毛皮を脱いで夫に着せて送り出したが、心配でたまらず、いつも山の上ばかり見て暮らしていた。 しか…

ウミホオズキ

東京出身の知人によれば、子供の頃に縁日の屋台で「海ほおずき」と言うものを買ったという。小さな袋状の何かで、赤いものと色のついていないものがあり、口に入れて鳴らしたそうだ。 その知人は植物のホオズキの鳴らし方を知らず、「なぜホオズキというのか…

酢貝(スガイ)

山口県阿武郡では、失せものを探す時、また何かの犯人の行方を探す際に、酢貝を酢に浮かべて占った。酢貝は泡をだしてミズスマシのように泳ぎ回り、やがて動きをとめる。その方角に探しているものがあると言われている。江戸時代には、漁民が酢貝をオモチャ…