ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

中国ではお月見に葡萄をかざる?

行きつけの中国茶専門店で、大陸出身の女性店主がもうすぐ中秋の名月だから月餅を買えとすすめられた。中国でも中秋節(仲秋節とも)には月を見るのである。ちなみに、中秋というのは秋のど真ん中のこと。旧暦では七月八月九月が秋で、そのちょうど真ん中で…

アジア最小の民族(参考>『未知の動物を求めて』講談社)

1910年に発見されたニューギニアのタピロス族は平均身長145cmでアジア最小と言われている。 1968年、西丸震哉氏はニューギニアで身長130cmのネグリートと出会う。どこの部族の者かわからないので、たまたま異様に小さな奇形だったのかもしれないと著書に記録…

中央インドのピグミー(参考>『未知の動物を求めて』講談社)

紀元前3〜4世紀のギリシア人クテシアス(ペルシアの大王アルタクセルクセスの侍従医)の記録「中央インドにはピグミーと呼ばれる黒人がいる。彼らはインド人と言語は同じくするが、きわめて小さい。一番大きな者でも90cm、大部分は約65cmである。頭髪はとて…

雑感

はてなに定住して一カ月。ここにも不満は多いけど、ほかはもっと不満だらけ。ほんとに便利なのか、ブログって。とりあえずテストで立ち上げて消してないところの一覧とか書いてみたりする。あめぶろ くうねり庵(ほぼ閉鎖状態) libedoor がぼちゃんねる 楽…

シレン・ラレルティナ(実在?)←表記ミス?

米国南部にいるイモリの一種。前足しかなく、体長約1メートルで、乾期の間は沼に潜り、雨が降ると出てくるという。実在する生き物かもしれない。 上記の生物はなんの本から書き取ったものか思い出せないのだが、実在する生き物であるかのような紹介をしてい…

ビペス・カニクラ(実在?)

メキシコの二本足トカゲで、後ろ足がまったくないという。実在する生き物かもしれない。

ひょっとして今日で市民?

30日日記を書いて、最後の日記から30日以内だとはてな市民というものになれるのだとヘルプに書いてあるのですが、ひょっとして今日で市民になれるのでしょうか。市民かどうかは ここ でわかるらしいのですが。とりあえず気合いを入れてエイっと更新。 おおっ…

洞窟虫(何からメモしたのか忘れた)

その1 スイスのベルナー高地とジュラには、ずんぐりした体長10〜180cmで、二本の短い足のある洞穴虫の一種がいると信じられている。旱が長く続いた後や、嵐の前に現れるといわれている。その2 1828年、スイスのゾロツルン州の一農夫が干上がった沼地で「そ…

タッツェルヴルム(何からメモしたのか忘れた)

その1 スイスのババリア地方に住むというトカゲ。体長は60〜90cmで、ずんぐりしており後ろ足がない。タッツェルヴルムとは、前二本足の虫という意味だ。チロルではベルグシュトゥッツェン(山の切り株)、シュプリングブルム(飛び跳ね虫)と呼ばれ、ダーツ…

雑記

浅間山の火山灰や東京にも降ったらしい。うちのまわり(東京東部)では、はっきり灰とわかるような痕跡はなかったが、そういえば砂埃とはちがう細かい埃があるような、ないような、微妙な状況。 夕方のニュースで「うっすら埃のようにつもった」と言ってたか…

食べられる土

滋賀県下近江国野洲郡大篠村と蒲生郡鐘村との境にある星ヶ嶽という山に、食べられる土があるというので掘りに来る者が多い。その味は甘くて麦の粉に良く似ており、食べて腹をこわす者もないが、衛生上はどのようなものかと、村の戸長が滋賀県庁へお伺いをた…

兎の取り方(参考>西丸震哉『山の動物誌』実業之日本社)

小枝のついたままの竹の棒を持って、あと数メートルのところまで兎に近づく。ここで竹の棒をぶんぶん振り回すと、鷹の羽音に似ているため、兎は驚いて雪に穴を掘って、頭だけつっこんで隠れたつもりになる。そのまま棒をふりまわしながら近づいて、ひょいっ…

熊の胆(参考>西丸震哉『山の動物誌』実業之日本社)

熊の胆は熊の胆嚢であるが、豚のものと見分けがつかないので、山で熊を撃ってもその場で解体してはいけない。丸ごと担いでもってかえり、買い手の目の前で取り出さなくては価値を失う。

熊の糞(参考>西丸震哉『山の動物誌』実業之日本社)

熊の糞には植物の種がゴマのようにちりばめられている。そして何より人の糞とちがうところは、人の糞なら上に紙がのっているのだ。

宝珠の玉(参考>西丸震哉『山の動物誌』実業之日本社)

狐が持つ宝珠の玉というのは、狐が食べ残したウサギの尻尾が発酵して光を放つようになったものだ。狐の巣穴にころがっていることが多い。

蒲団(ふとん)の由来(参考>世界ふしぎ発見 2000/07/01)

江戸時代まで、蒲団の詰め物には蒲の穂綿が使われていた。だから、ふとんを蒲団と書く。

オオクニヌシとスクナヒコナ(参考>世界ふしぎ発見 2000/07/01)

オオクニヌシは別府から四国へ温泉をひき、死んでしまったスクナヒコナの神を温泉にひたして蘇らせた。 オオクニヌシは土地土地の女を訪ねる旅にホトヅラカズラという殺虫作用のある草を持ち歩いた。 # ホトヅラカズラは調べてみたが何のことだかわからなか…

ハードディスクを漁っていたら、本人すら忘れていた妙なメモが出てきたので貼ってみる。

加賀持妙院の妙蓮(参考『ものと人間の文化史21・蓮』)

弘法大師入唐のおりに、厥賓国から来た高僧 般若三蔵に面会して妙芬陀利華(みょうふんだりけ:蓮を意味する梵語)の種をもらったと伝えられている。帰国した弘法大師は北国教化のかわきりに加賀を訪れ、杖で地をうがち、瓶から水をそそいで池を作り、三蔵大…

近江妙蓮(参考『ものと人間の文化史21・蓮』)

滋賀県守山市の田中家の蓮池には一茎に十二も花を咲かせる多頭蓮がある。この蓮は、達磨尊者がインドより中国へ持ち帰ったものを、慈覚大師が入唐したおりに種をえて日本に伝えたものとされている。応永十三年(1406年)七月、田中左衛門尉頼久が九顆の駢蔕…

柴又の帝釈天の本堂の外にある獏。象にも似ているが、よく見ると爪が鋭くたてがみがある。実在のバクにはこのようなたてがみはないが、悪夢を食べる伝説の獏は、しばしばこのようなたてがみを持つ姿で描かれる。獏についてはここも。 1.2004-08-24 - ネタ袋 …

黄色い蓮(参考『ものと人間の文化史21・蓮』)

欧米では蓮根を食用にすることはないが、アメリカインディアンはミシシッピー川に自生する蓮の根を食用にしていたことがあるそうだ。日本の蓮は桃色の花を咲かせるが、ミシシッピー川の蓮は黄花で一重咲きである。南方熊楠は知人に金色の蓮を見せてやると言…

雑記

主に何かのついでにみつけたものをメモするという方向で続けようと思っているので、たまに間があいてしまいますがご勘弁。

海坊主と蜃気楼

さるスジから蜃気楼の写真をもらった。なんとか博士が撮影したもので、沖を泳いでいるシャチの姿がゆがんだものだろうということだった。なぜシャチだとわかるんだ、という疑問もないではないが、シャチでなければクジラかイルカといったところなのだろう。…

マクワウリの品種(ネット上でみつけたもの)

◎金瓜(読みは「きんか」?) マクワウリ(東アジア型メロン)のうち、皮が濃い橙色のもの。http://www.e-taneya.net/01yasai/03kasai-html/009kinuri/0103009012001.html 金皮で短い俵型。果肉は白。http://www.e-taneya.net/01yasai/03kasai-html/009kinur…

ヘビイチゴ(参考『和漢三才図会』)

ヘビイチゴには毒があるという話は誰でも聞いたことがあると思うが、ヘビイチゴを食べて死んだという人はいない。私も過去に何度かヘビイチゴを食べてみたが死ななかったし具合が悪くなることもなかった。味も素っ気もないのであえて食べるほどのものでもな…

お腹を空かせた幽霊(参考>TBS『はなまるマーケット』内のニュース)

中国では太陰暦の七ヶ月目に地獄の入り口が開いて腹を減らした幽霊が出てくると言われている。シンガポールでは中国系の人たちが旧暦七月にあたる時期に幽霊を供養する祭りを開く。ご馳走をそなえ、歌姫が流行歌をうたって幽霊を楽しませ、鬼の形をした山車…

箸の起源(参考『箸』)

縄文時代の遺跡からは木匙は出てくるが箸は出てこない。日本人が食事に箸を使うようになったのは七世紀以降。聖徳太子が随の使節を迎えるために宮中の人々に箸の使い方を覚えさせたのがきっかけだという。 聖徳太子以前にも竹を折り曲げて作ったピンセット状…