ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

植物

宗像海人族と椿の花(世界ふしぎ発見)

椿は本来暖かい地方の植物だが、秋田県の男鹿半島にも自生しており、日本海側沿岸各地に自生している。椿油は海面に垂らすと水の中を見やすくなるため、礒漁に役立ったと考えられている。番組ではこれを、宗像海人族の足跡であるとしていた。 http://www.tbs…

8月1日の日記

曇り。たまに雲が切れて青空が見えてもすぐまた曇ってしまう。東京の最高気温は27度。動かずにいればそう暑くはないけれど、少し歩くとやっぱり暑い。そんな一日。夜は涼しくなって扇風機なしで眠れました。 今日から8月 一日のことを朔(さく)と言うので八…

アメリカの巨大植物

見た目で大きさを感じないといけないんでしょうから回答するのをやめたんですが、アメリカやメキシコのサバクに生えるメスキートという木があります。地上部はなんということもない木なのですが、根は30mも深くのびて地下水脈から水分を得るそうです。英語版…

命の源スクマウィキ

キャベツの仲間。 ケニアで命の源と呼ばれる。 カルシウムはほうれん草の7倍 ビタミンCはいちごの1.5倍 ビタミンKは納豆の3倍 食物繊維はセロリの3倍 ミネラルとビタミンはモロヘイヤをしのぐ。 青汁の原料として日本にも輸出されている。 # キャベツの仲…

悪魔の花、あるいは黒猫の花

別のものを探すついでに偶然見つけた謎の花。◎クロバナタシロイモ(ブラックキャット) http://holidaze.blog.eonet.jp/memo/cat3740034/index.html http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/black-cat.html 単に学名でタッカ・シャントリエリと…

スイス・ソーリオ村の栗(ふしぎ発見)

スイスのソーリオ村では麦があまり育たず、かわりになる主食としてすべての村人が一本の栗の木を所有している。村では栗で酒やパスタを作る。

パナマ帽の材料

question:1229433445 この質問に答えられそうなネタをさがしていて気づいた話。パナマ帽というのは麻とかじゃなく、パナマに生えてるパナマ草(テキラまたはトキアなどともいう)というヤシ科の植物の繊維で作るのがホンモノだそうだ。http://www.botanic.jp…

今年の積雪を占う飯山地方の言い伝え

http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000811240006 カマキリがいつもより高いところに卵塊を作ると大雪 神戸(ごうど)の大銀杏の黄葉が色鮮やかで一気に落ちると大雪 「初雪が早いと少雪」 「竹の伸びが大きければ大雪」 「晩秋から初冬に雷…

ウォーターレタス(ボタンウキクサ)大発生

◎FNNニュース(今なら動画あり) http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00142704.html 徳島市を流れる旧吉野川などで、2008年になって突然、水草が大量に繁殖し、地元の漁師に被害が出ている。 水草が繁殖しているのが見つかったのは、徳島…

オヒア・レフア

オヒア・レフアというのは、美しい花をさかせる樹木の名前である。オヒアは木の部分、レフアは花の部分を指す。 オヒアというのは若者の名前である。ある時、火山の女神ペレは、オヒアを見初め、自分の夫になるように求めた。しかしオヒアにはレフアという許…

名も知らぬ遠き島より流れ寄る「沈香」(日本書紀)

「(推古天皇の)三年夏四月に沈水(ぢむ=沈香)、淡路嶋に漂着れり。其の大きさ一囲い。嶋人、沈水といふことを知らずして、薪に交てて竈に焼く。その烟気、遠く薫る。則ち異なりとして献る」日本書紀 淡路島に流れ着いた流木を、ただの木片だと思って焼い…

蒲団(ふとん)の由来(参考>世界ふしぎ発見 2000/07/01)

江戸時代まで、蒲団の詰め物には蒲の穂綿が使われていた。だから、ふとんを蒲団と書く。

加賀持妙院の妙蓮(参考『ものと人間の文化史21・蓮』)

弘法大師入唐のおりに、厥賓国から来た高僧 般若三蔵に面会して妙芬陀利華(みょうふんだりけ:蓮を意味する梵語)の種をもらったと伝えられている。帰国した弘法大師は北国教化のかわきりに加賀を訪れ、杖で地をうがち、瓶から水をそそいで池を作り、三蔵大…

近江妙蓮(参考『ものと人間の文化史21・蓮』)

滋賀県守山市の田中家の蓮池には一茎に十二も花を咲かせる多頭蓮がある。この蓮は、達磨尊者がインドより中国へ持ち帰ったものを、慈覚大師が入唐したおりに種をえて日本に伝えたものとされている。応永十三年(1406年)七月、田中左衛門尉頼久が九顆の駢蔕…

黄色い蓮(参考『ものと人間の文化史21・蓮』)

欧米では蓮根を食用にすることはないが、アメリカインディアンはミシシッピー川に自生する蓮の根を食用にしていたことがあるそうだ。日本の蓮は桃色の花を咲かせるが、ミシシッピー川の蓮は黄花で一重咲きである。南方熊楠は知人に金色の蓮を見せてやると言…

マクワウリの品種(ネット上でみつけたもの)

◎金瓜(読みは「きんか」?) マクワウリ(東アジア型メロン)のうち、皮が濃い橙色のもの。http://www.e-taneya.net/01yasai/03kasai-html/009kinuri/0103009012001.html 金皮で短い俵型。果肉は白。http://www.e-taneya.net/01yasai/03kasai-html/009kinur…

ヘビイチゴ(参考『和漢三才図会』)

ヘビイチゴには毒があるという話は誰でも聞いたことがあると思うが、ヘビイチゴを食べて死んだという人はいない。私も過去に何度かヘビイチゴを食べてみたが死ななかったし具合が悪くなることもなかった。味も素っ気もないのであえて食べるほどのものでもな…

カーリー・サルソン

インドの野菜で Brassica rapa に属するものらしい。単にサルソンというとカラシナ Brassica juncea のことを指すこともあるらしい。参考サイト http://www.pref.miyagi.jp/sd-nokai/sendaiyasaihp/syoukai.htm

仙台芭蕉菜

千代芭蕉菜は葉が芭蕉に似ていることからその名がついたアブラナ科アブラナ属の野菜で、学名でいうならおそらく Brassica rapa に属するものだろう。葉の形はミブナを思わせるが、ミブナのように長くなく、株太りもしないようだ。 なお、「芭蕉菜」という名…

菜心(参考『食材図典』小学館)

読みは]サイシン。和名はシントリナ(芯取り菜)。アブラナ科アブラナ属でカブやハクサイ(ssp.rapa)の変種(?)であるらしい。 薹立ちした茎・葉・つぼみを食べる。茎・葉は緑。花は四弁で黄色。中国野菜。紅菜苔よりいくらか小型。見た目はツルムラサキ(ツ…

紅菜苔(参考『食材図典』小学館)

読みはコウサイタイ、ホンサイタイ、ホンツァイタイなど。紫菜苔(ズーサイタイ、ズーツァイタイ)とも。和名はベニナバナ。アブラナ科アブラナ属でカブやハクサイ(ssp.rapa)の変種(?)であるらしい。 薹立ちした茎・葉・つぼみを食べる。茎は赤紫で葉は緑…

アスパラ菜・オータムポエム

アスパラガスはユリ科(キジカクシ科とも)である。アスパラ菜はアブラナ科。まったく別の植物である。アスパラ菜はアスパラガスの味がする菜っぱというのが名前の由来だという。 アブラナ科アブラナ(brassica)属の紅菜苔と菜心(ともに Brassica rapa の変…

どうやら同種っぽいものたちのメモ

畑菜群 アブラナ(油菜)/ナバナ(菜花)/ナノハナ(菜の花)…ただしセイヨウアブラナ(Brassica napus)を除く カンザキハナナ(寒咲花菜)…京都伏見 水菜群 ミズナ(水菜)/京菜/千本菜/柊菜 ミブナ(壬生菜)…葉に切れ込みのない水菜のこと 蕪・蕪菜…

レディー・ゴディヴァ(昔とったメモなので出典不明)

カボチャの品種である。いくらか縦長の丸いカボチャで、その種は殻が薄く仁が透けて見える。減税を願って裸体で街を行進したゴディヴァ婦人にちなんでレディー・ゴディヴァと名付けられたという。実物を見たいのだが、まだそのチャンスに恵まれていない。

ミョウガ(参考『和漢三才図会』)

本来、ミョウガという野菜のことは[草冠/襄]荷と書いたそうである。茗はお茶に関係する文字であると『和漢…』の著者は言っている。もし中国でミョウガに茗荷の字をあてないのだとしたら、物忘れが激しくて自分の名を書いた札を背負っていたという坊さんの話…

笹から魚が生まれること(参考『虫こぶ入門』)

八代将軍吉宗の頃、笹に魚のようなものができて笹魚と呼ばれた。骨も肉もなく、焼いてみたところ魚のにおいはなかった。『飛州志』 笹魚は谷川に落ちてイワナになる。『蒹葭堂雑録』 これらはある種のタマバエが作る虫瘤であるとのこと。

ヴェネツィアの菊(TBS ウルルン滞在記より)

ヴェネツィアの街には菊をモチーフにした装飾がたくさんある。マルコ・ポーロが中国から持ち帰った菊の花が評判になったことに由来しているという。日本の菊の御紋は十六葉の八重菊だが、ヴェネツィアの菊も十六葉とのこと。

索餅(参考『和漢三才図会』)

『和漢…』では、そうめん と訓じて、麦粉を塩水でこねて、油を塗ってぬめらせたものを細く伸ばして作るとしている。現在の索麺(素麺)の作り方とほぼ同じもののようだ。そもそも、索とは綱のこと。引っ張る道具のことである。餅は、日本では餅米を搗いて作…

七草粥(参考『和漢三才図会』)

現在では、正月七日に食べる七草はセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロと決まっているが、『和漢三才図会』によれば、異説も多くありはっきりとは決まっていないとしている。七草の習慣は中国から来たもので、彼の地では羮(あ…

秋茄子は嫁に食わすな(参考『和漢三才図会』)

秋茄子は嫁に食わすな、という諺は江戸時代中期には存在していたようだ。『和漢三才図会』に、茄子の「晩(おくて)は七、八月に取る。大きくて長みをおび、子を結ぶが多くはない。味はもっともよい。それで諺に"秋茄子は子婦に食わすな"と」ある。文中の七…