加賀持妙院の妙蓮（参考『ものと人間の文化史21・蓮』）

　弘法大師入唐のおりに、厥賓国から来た高僧 般若三蔵に面会して妙芬陀利華（みょうふんだりけ：蓮を意味する梵語）の種をもらったと伝えられている。帰国した弘法大師は北国教化のかわきりに加賀を訪れ、杖で地をうがち、瓶から水をそそいで池を作り、三蔵大師からゆずりうけた妙芬陀利華の種を手植えしたという。昭和38年に大賀博士がこの池から近江田中家の蓮池に移植したところ見事な妙蓮を咲かせた。
　
参考サイト＞

http://www.spacelan.ne.jp/~kosaka5/hasudera/hasudera.htm
　金沢市小坂公民館のページ。きれいに写ってるのでずっと残してくれるといいな、ここ。
　
　TBSの「ウルルン滞在記」でベトナムに蓮の香りのお茶を作りにいったレポーターが妙蓮を見つけて縁起がいいと言われていた。