ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

中央インドのピグミー(参考>『未知の動物を求めて』講談社)

 紀元前3〜4世紀のギリシア人クテシアス(ペルシアの大王アルタクセルクセスの侍従医)の記録「中央インドにはピグミーと呼ばれる黒人がいる。彼らはインド人と言語は同じくするが、きわめて小さい。一番大きな者でも90cm、大部分は約65cmである。頭髪はとても長く、膝先に届くか、もっと長い者もいる。どの人種よりヒゲモジャで、のびきると着物を着なくなる。毛を紐でくくって体に巻き付けるので、着物の必要はなくなるのだ。また、彼らは獅子鼻で醜い」クテアシスの原本は失われているが、9世紀のコンスタンチノープルで僧正をしていたポテイウスの「ミリオビブロン(不思議の書)」という本に上記の記録がまとめられているとのこと。