その1
スイスのベルナー高地とジュラには、ずんぐりした体長10〜180cmで、二本の短い足のある洞穴虫の一種がいると信じられている。旱が長く続いた後や、嵐の前に現れるといわれている。
その2
1828年、スイスのゾロツルン州の一農夫が干上がった沼地で「それ」をみつけ、ヒュージ教授にみせようと捕まえておいたが、カラスがやってきて半分食べてしまった。骨は州都ゾロツルンに送られたが、なんの骨か同定することができず、ハイデルベルグに送られたものの、その後の消息は消えてしまった。----スイスの生物学者フリードリッヒ・フォン・チュディの記録より。