ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

気象

401年雨がふらなかった場所

[rakuten:book:11806451:detail] アタカマ砂漠では1570年から1971年までの401年間、雨が降りませんでした。 ウィキペディアにも「世界でも最も乾燥した砂漠であり、40年間まったく雨が降らなかった地域も」とあり、極端に雨の少ない砂漠なんだろうけれど、40…

銭塘江の大逆流

http://www.xitong.net/hztour/gyakuryu.html 川の逆流はアマゾンのポロロッカが有名だけれど、世界中に逆流のおこる場所が存在している。しかも、逆流というのは大潮のたびに起こっているらしい。上のURLは中国・銭塘江のもので、ここでは中秋の頃に最大の…

氷河サージ

氷河は万年雪が圧縮されてできた氷の固まりで、重力でゆっくりと斜面を流れ落ちている。凍っているのでその動きはとても遅い。遅いはずなんだけれど、何かの条件がそろうと一気に移動してしまうことがある。その異常流動を氷河サージと言う。 サージを起こし…

今年の積雪を占う飯山地方の言い伝え

http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000811240006 カマキリがいつもより高いところに卵塊を作ると大雪 神戸(ごうど)の大銀杏の黄葉が色鮮やかで一気に落ちると大雪 「初雪が早いと少雪」 「竹の伸びが大きければ大雪」 「晩秋から初冬に雷…

古代日本で観測されたオーロラの記録?(ふしぎ発見・日本書紀)

「(推古天皇の二十八年)十二月庚寅の朔に、天に赤き気有り。長さ一丈余。形雉尾(きぎすお)に似たり」 「世界ふしぎ発見」では、この記述をオーロラの観察記録として紹介していました。オーロラは日本でも北海道あたりではたまに観測されますし、2003年の…

球電(参考『謎の発光体・球電』)

球電という現象は、必ずしも雷雨を伴わないが、雷とともに現れることが多い。それは光の玉で色はさまざまである。時にブラックホールのように光を吸収しているかのように真っ黒なものまで現れる。形は丸く、大きさはピンポン球のように小さいものから、もっ…

奇妙な雷?球電?(参考『夢溪筆談』)

李舜挙の家に雷が落ちた。母屋の西の建物から火の手があがり、人々はおどろいて逃げ出したが、雷が収まってから見に行くと、家は無事で壁が黒くすすけていた。木の戸棚や漆器は無事だったが、一緒にしまわれていた銀の食器は溶けていた。刀は鞘の中で溶けて…