ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

死にたくなったので川崎カカリチョーを締め上げに行きました

◎珍獣日記ぬっころすぞ!!
http://www.chinjuh.mydns.jp/taglibro/nikki/index.html
↑これの続きです。進展があったので報告しまーす。

 なんていうかそのー、今日はものすごく死にたかったわけで、ためこんだ安定剤&眠剤とでっかいゴミ袋を用意して「これ飲んでこれかぶって死んじゃおう。そうだ、自殺しよう!」ってな話をTと一日ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとしてて、当然Tは必死で止めるんだけど、止められれば止められるほど死にたくなるのが世の常というものじゃないかと。じゃあ、どうすればいいかって言われると、死にたい原因を取り除くくらいしか対処法ないですけどね。みなさん、まちがっても「ご両親が悲しむよ」とか臭い台詞を言わないように。両親とのトラブルで苦しんで死にたい人は世の中に腐るほどいると思うし。わたしならそんなこと言われたら確実に実行しちゃうなー(っておいおい)。

 それはともかく、とにかく死にたいし、その原因はどう考えても「暴れてないのに」「意識あるのに」「自分の足で歩けるのに」「未成年じゃないのに」警察に土足でふみこまれて「本人の意志を確認することなく」引きずっていかれたことに我慢できないからだと思うわけです。それはどう考えても人間扱いじゃないと思うので。

 それで空も暗くなってきた頃に、以前から相談にあたってくれている(というか話をかえってややこしくしている)生活安全課の川崎カカリチョーに何度も電話してみたんですけど、事件があったらしくてぜんぜんつかまらなくて、仕方ないので夜八時半ごろ、Tと一緒に亀有署に乗り込んじゃいました。

 受付でカカリチョーまだ帰ってないですかーって言ったら、まだ来てないけど待ってるのはかまわないっていうので、ロビーのソファーでぼけーっと待っていたら、それほど待たずにカカリチョー登場。
「ごめんごめんごめん、待った? もうちょっとだけ待っててくれる?」
「…!!!!」
 わたしたち一瞬絶句、だって川崎係長ったら別人みたいに愛想がいいんですもの。一瞬ほんとうに別人かと思って、
「あれ本当に川崎さんよね?」
ってお互いに確認しあってしまったくらいで。

◎川崎氏については↓の日記を読んでみてください
http://www.chinjuh.mydns.jp/taglibro/nikki/0023.htm:川崎氏不良座りの巻き

 このとおり、川崎さんは(うっ、思わず「さん」づけしてしまった)、かつて不良座りしてふてくされていたダメ警官の川崎さん(だから「さん」づけしたくない、ぜったいしたくないー)なんですよ? それがやたら愛想よく帰ってきて
「これ飲んでて!」
って、生茶のペットボトルまでくれるの。ウソー! アリエナーイ!!

 そこで、川崎さんといろいろ話したんですが、あいからわず自分のことばっかり話す癖はぬけてないけど話し方や聞き方がかなりまともになっていて、
「Tはカウンセラーを希望していたはずなのに、なぜ110番を指示しちゃったんですか。そういうときは保健所の出張所を教えるものでしょ? それに緊急じゃないなら110番じゃなくて警察署に電話しなさいってなぜ教えてくれなかったの?」
「いやー、すまん。つい言っちゃうんだよなー。それについては意志の疎通がうまくいってなかったことも事実だよ」
「オレはちゃんとカウンセラーを探してるって言ったつもりなんだけどなあ」
とTが言えば、
「こちらにも説明不足があったことは認めます。あなた(珍獣)には悪い結果になってしまって本当にすみませんでした」
 終始んな調子で、川崎さんは自分のしたミスをほとんど全部まるっと認めて、わるかった、すまなかったってしょっちゅうあやまってるのよ。どうなってんの? おまけに、病院で疑われるようなことがあったら、亀有署の川崎に電話をして確認してくれって言っていいよって言うんです。そうしたら、その日あったことを全部話してウソじゃないことを証明してくれるからって。うひょ〜! なんだこの待遇の変化は!!

 川崎さんの反省はよくわかったんですが、今日は川崎さんをつるし上げに来たんじゃなくて、現場の責任者を捜し出すことです。現場であやまった判断をして「暴れてもいないのに」「意識もあるのに」「自分で歩けるのに」「未成年じゃないのに」無理矢理ひきずって警察署につれてきた現場の責任者は誰なのか聞きに来たんです。それで、現場にミスがあったことを認めてもらって、わたしの人権を犬猫以下におとしめた責任をとってもらう(最低でも謝罪してもらう)ために来たんです。

 ところがその件になると「自分も現場の人間ですから、あとは課長が対応しますから」ってしどろもどろになってしまうんです。係長クラスでは110番で出動する現場の警官をしかりつける権限がないってことらしいです。じゃあ、それは後日、課長とお話するってことで。

 こうして、わたしたちは亀有警察署を後にしたのですが「明日、三郷の尾内病院ってところに行ってみるから」と言ったら、川崎さんが大慌てて「それなら地図をコピーしてきてあげるよ」って、道の説明までしてくれました。うはー!

 帰りにわたしたちは
「川崎さん、どうしちゃったんだろうね。あの愛想の良さはむしろ不気味」
「たぶん課長にそうとうしかられたのだ。でも俺たちヤツの態度の悪さ(不良座りしてたこととか)は言ってないよな」
「言ってない。処分は頼んだけど、それは言ってない」
「ってことは、自分で気づいたか…」
「…あれが気づくヤツか? 自分で気づくタイプなら最初からもっと真面目にやるだろう」
「すると課長が気づいてよっぽど強くしかりつけたってことだな」
「うむ、すると抗議はすれば効くってことか」
「そうらしい」
 むかし、「かばちたれ」という司法書士の出てくるドラマがあって、司法書士ながら弁護士顔負けの"かばち(たぶん文句とか苦情とかいう意味の方言)"をたれて、弱い物イジメをしている警察などの権力者をスパスパやっつけてたのを思い出しました。ドラマの中で「かばちはたれて当然のもの」みたいなことを言ってましたが、泣き寝入りするくらいなら、言うこと言っちゃったほうがいいみたい。

 わたしたちは一日中何も食べてないので、金町の南口でマクドナルドに入って、Tはハンバーガーのセットを、わたしはハンスト中と称してブレンドコーヒーを一杯だけ飲みました。