陸雲による『蝉の五徳』(参考『蝶の幻想』)
一、蝉が頭に持つ文様は書かれた文学をあらわす。
二、蝉は地上にあるものを食べず露だけを飲んで生きる。清潔・清廉・礼節の表れである。
三、蝉は一定の季節に表れる。定説、誠実、真実の表れ。
四、蝉は麦や米の贈り物を受けない(害虫でないということ?)。廉直、方正、正直の表れ。
五、蝉は巣を作らない。質素、倹約、経済の念に厚い証拠。
- 作者: 小泉八雲,長沢純夫
- 出版社/メーカー: 築地書館
- 発売日: 1988/08/01
- メディア: 単行本
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