ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

8日(土)と9日(日)の日記:虫とカエルの話ばっかり

 8日は晴れ。9日も晴れ。秋らしいほどほどの気温。9日は夜中に雨が降りました。

昆虫食の会

 8日は毎年参加してる某氏主催の昆虫食の会に出て都内某市の河原でバッタをとりまくりました。今年はイベントが翌日にも来週にもあるせいか参加者が少なくてのんびりできました。ほかの人が獲った分で食材は足りそうだったので、自分で獲ったものは持ち帰ってウシなんとかさん(カエル)の餌にすることにしました。

 今回は揚げ物名人の先生が参加してたのでバッタは美味しい天ぷらになってました。他に、ツムギアリ入りのフルーツポンチや、柞蚕(サクサン)の蛹をガーリックオイルで焼いたのが出ました。柞蚕のガーリックオイル焼きはエスカルゴみたいな味がしてすごく美味しいです。

 ツムギアリはタイ料理に使うので冷凍で売られているものです。主催者は福生だかどこだかのアジア系の食材店で買ってるそうです。柞蚕はヤママユガの仲間で中国では糸をとるために飼われています。糸をとったあとに残る蛹はあちらでも食材にするそうで、アメ横あたりの中華食材店へ行くと冷凍品が手に入ります。

バッタは育つ環境によって色が決まるのか?

 8日にバッタをとった川は石ころの河原があるような場所でした。クルマバッタモドキとトノサマバッタが多く、ショウリョウバッタもまだ少しいました。

 石ころの河原に住んでるせいか、トノサマも褐色型が多く、クルマバッタモドキは褐色型で黒い斑紋が目立つものが多かったです。

 バッタの色はいつごろなんの理由で決まるんでしょうね。緑色型だの褐色型だのいうのが保護色であることは間違いありませんけど、カエルのように変化するわけではありません。

  • 仮説その1:生まれた時から色が決まっている。
    • 親バッタが住んでいる環境でナントカホルモンが出て何色の子を生むかが決まるのではないか?
    • ほぼランダムで一度の産卵で緑色や褐色が混在しているのではないか?
      • 成長の過程で目立つものから天敵に獲られていくので結果として保護色のものが残る。
  • 仮説その2:成長過程で色が決まる。脱皮のタイミングで変化するのではないか?
    • 育つ環境によってナントカホルモンが出て脱皮後の色が決まるのではないか?
      • 最初の脱皮か、それ以降のどこかのタイミングで一度色が決まったら変化しない。
      • 脱皮のたびに色が変化する可能性がある。
  • 仮説その3:生まれた時にも決まるし、途中でも変化する
    • 卵のうちからある程度まで決まっていて褐色型も緑色型もいて、成長過程でも脱皮のタイミングで色が変わる。

 さて正解はどれなのか。わたしも知りません。無数に飼って確かめてみたいような気もしますが、多くのバッタはイネ科の植物しか食べないので(オンブバッタのように多食性のものもいる)餌を新鮮なまま用意することがきわめて難しいです。

ショウジョウバエ(ちびガエルの餌)

 最初にカエル専門店で買ったショウジョウバエの飼育管で羽化が始まりました。どんどんハエになってます。買ってきたものは理想的な環境になってるでしょうから成功してあたりまえです。自作のきな粉培地からハエが巣だった時が本当に成功ですね。

カエルの冬眠

 まだ先ですが、あと一ヶ月もしたら冬眠の心配をしないといけません。カエルの限らず、爬虫類や両生類は冬眠で失敗して死んじゃうことが多いです。何ヶ月も眠ったまま過ごすのは、それが生業である生きものにとっても難しいことなんです。

 たぶん自然界でも冬眠に失敗して死ぬ生きものが沢山いるはずです。そうやって弱い者が淘汰されて、生きる力のある者だけが残って行きます。

 完全にペットとして飼うなら死なせたらかわいそうですし、輸入品の高価な品種などもったいないですから、ヒーターを入れて冬眠させずに飼うべきです。そのほうが死ぬ確率は格段減りますからね。

 ウシなんとかさんはベランダに水槽があるので毎年冬眠をします。もともと飼ってはいけない種類(でもそこいらに五万といる!)なので、緩い殺処分のつもりで飼ってます。そのため、冬眠の準備はほとんどしません。秋の間に餌を沢山食べさせて、あとは水槽の水を減らして(完全には抜かない)拾ってきた枯れ葉を入れてやるくらい。冬の間に雨がふれば水槽に水が溜まりますが、それでも放置しています。そんな状態でも、毎年春になると出てきます。

 ちびガエル(アズマヒキガエル)は今年が始めての冬になります。ヒキガエルなので飼っても違法ではないから、ヒーターを入れてペットのように管理してもいいんですけど、世の中的に節電中ですしねえ。

 とりあえず水槽が小さいので部屋の中の窓に近いところに置こうと思います。それで冬眠するようならさせるし、いつまでも目覚めているようなら寒い窓際から離して餌をやろうかな。こんな管理でも大丈夫な時は大丈夫なんですよ。以前ウシなんとかさんのメスを飼ってた時、部屋の中の窓際で冬眠して春にはちゃんと出てきましたから。冬眠と関係のない季節に死んじゃいましたけどね。

お蚕

 わたしは普段、1〜2齢の頃にはなるべく餌の交換をせず、新しい桑の葉を上にのっけて触らないようにして育ててます。小さいうちはちょっと触っただけでもダメージが大きいでしょうし、あまり小さいので古い餌にまぎれていると気づかずに捨ててしまうかもしれないからです。それでも普通だったら新しい餌を目指して勝手に上ってくるから大丈夫なんです。

 ところが今回は古くなって干からびた桑の葉にいつまでもしがみついていて、新しい葉っぱに上ってこないやつが大量にいました。気温が低いせいかもしれないし、品種としての性質によるものかもしれません。そのせいか成長も悪く、大丈夫なのかなぁって感じでした。

 そこで、古い葉にしがみついてる連中を筆で新しい葉に移して、なるべく乾燥しないように管理してみたわけですが、やっぱりこの措置は稚蚕にとって厳しかったようで、成育が悪かったものばかり 100頭近く死んでしまいました。もともと間引くつもりだったので想定済みではあったんですが、死なせるくらいならちびカエルの餌にどんどんやったらよかったと、少し反省しています(蚕にとってはどっちでも一緒か)。

 残った蚕は 9日までに二度目の脱皮を済ませてもりもり餌を食べています。

涼しくなってきたら急に猫が暴れるようになった

 がぼ様(猫)は夏の間中でろーっとのびてましたが、秋になって突然元気になって深夜のハッスルプレイを楽しむようになったのです。電気がついてるうちは大人しくしてるのに、電気消すと変な声で鳴き始め、あっちこっちをガシャガシャひっかきまわすいつものパターンです。勘弁してください、まいりました。

何気なくハッスルという言葉をウィキペディアで引いてみた

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%AB
 1963年の話をしたあとに死後になって2004年にいきなり復活してるのは途中飛び過ぎのような気がします。洋楽で『Do The Hustle』という歌が流行ったのが1975年ごろだそうですが、その頃にも使われてたでしょうし、ポンキッキで70年代後半か80年代に「田舎の田舎のハッスルばあちゃん(ハッスルばあちゃん)ジャンボにのってやってくるー」という歌が流れてましたよね。ディスコブームよりちょっと前か同時期くらいだったかなあ。書き直さないけどね、めんどくさいし。

最近、twitter連携機能がおかしいかも

 ツイートのまとめが自動登校されない日があるし、日記の更新がtwitterに通知されないこともあるし。

書きわすれてたので追加:高幡不動護摩修行

 8日の昆虫食の会のあとに、何気なく高幡不動に寄ってみました。地震で相輪が折れてどうにかなっちゃった五重塔は改修工事中でした(相輪はもう直ってるみたい)。

 ちょうど16時からの護摩修行が始まるというので見せてもらいました。高幡不動では特に参加資格はなくて、有料で供養を頼んだ人だけでなく、その時刻に本堂に来た人は誰でもお護摩を焚くのを見ることができます。若いお坊さんたちがお経や真言を唱える中で、偉いお坊さんが護摩木を焚いて、その前で印を結んだりして超カッコいいんです。

高幡不動
http://www.takahatafudoson.or.jp/index_hoyo.html
ご祈祷・法要→護摩修行とたどると予定表があります。本堂の中で焚きます。この時間に本堂にいると、ご本尊様のすぐ近くまで行ってお参りできます。入り口で若いお坊さんが手のひらに練り香をつけてくれたりして楽しいです。


 昔こんな質問があったな、と思い出しつつメモ>先日、テレビで護摩業とやらをみました。興味があるのですが、関… - 人力検索はてな