ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

腰が痛いのは骨髄がフル稼働しているからなんだってさ

 今日も今日とて白血球が減り気味のわたくしでございます。今回は若干油断して風邪引いてしまいました。喉が痛くて口内炎も出来てます。白血球が減ると免疫力が落ちるので、風邪やら炎症やらが重くなったり治りにくくなったりするのでございます。軽くピンチでございます。

 土曜日の定期検査で採血したら白血球は2400個くらい、うち好中球は10.4%まで減ってました(正常値は大雑把に言うと4000以上の40%くらい)。とりあえず白血球を増やす注射。一回じゃ増えないから日曜日もいらっしゃいと言われて「えっ、明日も病院やってるんですか?」と聞いたら、外来は休みなので救急室でやりますって……慈恵医大青戸病院ってすげー親切です。おかげで日曜も病院で半日つぶれました。

 月曜(今日)は外来で採血検査をしたら、白血球3800個の好中球37.3%まで増えていたので危険な状態ではないけど「まだ減るだろうから注射は今日と明日もやりましょう」ですって。あのー、さすがに五日も連続で通うの大変なんですけど。一本注射するだけで4000円くらいすっ飛んでいくしー。

 今回はノイアップでもグランでもなくノイトロジンという薬でした。一体全体なんだってやるたびに違う薬が来るのやら。それぞれどんな違いがあるのか事あるごとに質問するのですが、人によって違うこと言うのでサパーリわかりませんわ。

ある医師曰く「ノイアップもグランもノイトロジンも成分が同じでメーカーが違うだけです」
でもここで検索をしてみると…「ノイアップの有効成分はナルトグラスチム、ノイトロジンの有効成分はレノグラスチム、グランの有効成分はフィルグラスチム」……こういうのって成分が違うって言わないのか?
ある薬剤師曰く「ノイアップもグランもノイトロジンも効き目や即効性に違いはありません」
ある医師曰く「わたしの経験だとノイトロジンが一番効くような気がします」

 …とまあ、こんな感じで。誰に聞いても共通しているのは、

  • すべて同じ目的(白血球を増やす)の薬である。
  • 薬ごとにメーカーが違い、作り方が違う。そのため溶剤が違う。
  • ノイアップの溶剤は強めの酸なので注射すると痛い。
  • グランは薬液が他の薬より少ないので痛みが少ない。
  • 肝臓や腎臓への影響が少しずつ違うので、病気によっては使えない薬がある。

などなど。ちなみに明細を見ると注射代はいつもほとんど同じなので薬価の違いはなさそうです。

 わたしの場合は肝臓や腎臓への影響は関係なさそうなので、一回目にノイアップで「痛い」と騒いだので二回目はグランになり、三回目は風邪だの口内炎だのを発症しちゃっているので経験上一番効きそうなノイトロジンになった、という感じ、なの???? ちなみに注射の痛みは痛い方から「ノイアップ>ノイトロジン>グラン」の順でございます。

 それはともかく、今朝から急に尻に近い腰のあたり、肩甲骨あたりの背中、胸の真ん中らへんが、立ったり座ったり前かがみになったりする時に「どきん、どきん」と拍動にあわせて痛むのよ。痛い場所が一箇所じゃないし、痛みの質も違うから寝違えたとかではないのね。ナンジャコリャと思って医師に聞いたら、
「その位置だと骨盤や胸骨のような大きな骨がある場所だから、骨髄が働いてるせいでしょう。薬打ってるとよくあることですよ」
だって。へー、骨髄ってフル稼働すると痛むのか。知らなかったよ。

 ついでに抗癌剤治療は今後どうするか聞いたら「次は26日入院でキープしてるんですが、白血球の増え方を見ないと決まらないんですよねえ」……っておい、まだやるんか。「6回やるのが基本ですから」って、コイツ……それなら最初から6回って言えよ。なんで3回または6回とか思わせぶりなこと言うかなー(怒)

 ってなわけで、明日も注射。今月末も入院で決定。