ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

○○さんの山海経(解決)

 そんなこんなで図書館に行ったので、前から気になってたシリーズその2、陶淵明の詩集を借りてきました。そういうのあちこちから出てそうだけど、今回借りたのは東洋文庫の『陶淵明詩解』です。陶淵明は『山海経』を愛読していて、山海経賛歌をいくつか書いてるらしいんです。まあこれはあとでゆっくり読んでレポートします。サーバーも新しくなったことなので、『山海経』関連のコンテンツも増やしたいし(ってまだやる気だったのか>わたくし)。

 山海経関連で気になってる本は他にもあるのですが、中でも特に気になるのは『○○さんの山海経』というタイトルの本です(たぶん小説)。までインターネットを初めて間もないころだから、5〜6年前のことなのですが、「山海経」で検索すると引っかかるのはその本の解説だけでした。いつでも検索すれば見つかると思っていたのでメモせずに放置したら、その後どうやっても発見できなくなってしまいました。

 短い解説を読んだだけで、しかもものすごくあやふやな記憶しかないのですが、○○さんというのは、マーさんとか、マーおばさんとか、そんな感じの中国人の名前だったと思います。しかも、ここからがさらに記憶があやしくなるのですが、その本の作者は魯迅だったような気がするんですよね(魯迅山海経の愛読者です)。

 で、以前どこかで魯迅の全集を見たんですけど、目次を何度見てもそういうタイトルはなさそうだったし、魯迅だったら探せば今もありそうなのに見つからないんですよー。心当たりのあるかたはコメントなり、トラックバックなりでたれ込んでいただけると嬉しいです。


[解決しました]
 魯迅の「阿長と山海経」でした。「阿長」の意味を、長さんと説明しているページを見たんだと思います。