しよひげたばこを
これはジャンケンをするときの歌。
ジャンケンぽっくり下駄
しよひげ煙草を一本吸いました
(ここでジャンケンをする。もしあいこだったら…)
二本吸いました
(勝負がつけば終わり、またあいこだったら…)
三本吸いました
(勝負が付くまで続ける)
しよひげ煙草とは一体なんなのか、昔から気になって仕方がなかったのだが、東京の童歌を集めた本に「ジャンケンぽっくり下駄 日和下駄」というのがあり、ひより下駄 が しよひげた に変わり、さらに尻取りで煙草が追加されたとわかった。なお、日和下駄は翌日の天気を占って投げる下駄のことじゃないかとあちこちで吹聴していたら、サイトの読者の方が「正しくは晴れた日に履く歯の低い下駄とのこと」と調べてくださった。
なお、わたくしのごくごくごく近いところだけで歌われていたバージョンに「ジャンケンぽっくり下駄しよひげ煙草を一本吸いましタメヤが屁をこいた」というのもある。タメヤというのは同じ学校の田宮君のあだ名。誰も田宮君と呼ばなかったし同じクラスではなかったので、かなり長いことタメヤ君が本名だと本気で信じてたような気がする。