ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

111歳の男性30年前に即身成仏?

 足立区の民家でミイラ化した男性が発見されたそうです。生きていれば年齢は111歳。

 それだけならばお年寄りの孤独死かと思いますが、なんとこの方、家族と同居しておられて、30年前に自室にこもったきり出てこなかったというのです。

 111歳といえば高齢者順位のかなり上位に入っています。足立区ではお祝いの品を届ける際に面会を求めているそうですが、家族は「会いたくないと言っている」「岐阜の施設にあずけている」「弟のいる岐阜の寺で説法をしている」などと説明、会うことができませんでした。

 足立区では施設や寺などを確認しましたが、その事実は認められず、家族による年金詐欺ではないかと疑い、警察に相談しました。

 その後、男性の孫が千住署を訪れ「祖父は30年前に即身成仏したいと言って自室にこもったきり出てこない」と説明、警察たちあいのもとで部屋に入ってみると、そこにはミイラ化した男性と、1978年の新聞があったというのです。


 死んだ家族を生きていることにして年金を受け取り続ける話はけっこうあるらしいんですが、亡くなったことを30年も隠し続けてきたというのは半端じゃありません。

 これ、本当に男性の意志で部屋に閉じこもってたんじゃないでしょうか。家族は途中で男性が死んだことに気づいてたと思いますが、正確にいつ成仏しちゃったかわからず、ほったらかしているうちに何年かすぎ、やがて届けを出しにくくなったという感じではないかと。

 よく腐敗臭がしなかったものだと思いますが、たまたま大丈夫だったので部屋に入ってみるチャンスを逃したんじゃないのかな。

 年金を受け取る手続きをした時点で「詐欺」であることは間違いありませんが、生きてるか死んでるかわからない偏屈な老人の部屋に、家族が入るきっかけを逃す心理は、わかるような、わからないような??


◎ソース:BIGLOBEニュース検索結果
http://news.navi.biglobe.ne.jp/cgi-bin/search/fsearch.cgi?key=111%E6%AD%B3&skip=10

http://news.biglobe.ne.jp/social/289/ntv_100729_2896014323.html

“111歳”男性、ミイラ化状態で発見
日テレNEWS24 07月29日14時51分

 「国内の高齢上位の一人」とされていた東京・足立区の111歳の男性が28日、自宅でミイラ化した状態で見つかり、警視庁は経緯を調べている。

 遺体で見つかったのは、生きていれば111歳となる足立区の加藤宗現さん。警視庁によると、26日、足立区から相談を受けた警視庁が家族から話を聴いたところ、「おじいちゃんは誰にも会いたくないと言っている」などと話し、立ち入りを拒否されたという。

 その後、加藤さんの孫である女性(53)が知人に対し、「おじいちゃんは30年前に自宅の1階の部屋に閉じこもってしまった」「今はミイラになっていると思う」などと話していたことがわかり、警視庁が28日に自宅を捜索したところ、1階でミイラ化した加藤さんの遺体を発見したという。警視庁は死亡の経緯について調べている。