ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

大蛇と結婚した男

http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=4892

タイ人男性、大蛇と結婚。前世は恋人同士(?)
 4月3日、東北部ウドンタニ県でタイ人男性と大蛇との結婚式が行われた。

 新郎のサティヤンさん(35)は8年間、出家した後、昨年、還俗した。そして、ある晩、家で寝ていると、胸に圧迫感を感じたことで、起き上がると、体長3 メートルを超える大蛇が寝ていたという。びっくりしたものの、恐怖心はまったく起きなかったというサティヤンさんがそのまま寝ていると、蛇はそのうち、部屋の外に出ていってしまった。

(中略)

 そして、その地区で名の知られた呪術師、プユアンさん(75)に見てもらったところ、「その大蛇は、竜王プラヤナコの娘の生まれ変わりで、お前(サティヤンさん)の前世はその竜王を守る兵士竜であった。しかし、2頭が恋におちたことで、プラヤナコンは怒り、兵士竜を死刑にした。そのため、娘は嘆き悲しみ、王宮を去り、失意の余り死んでしまった。その後、653年の年月を経て、ようやくめぐり合うことができたため、その大蛇はお前から離れようとしないのだ」と説明された。

 さらに、「その大蛇と離れると、お前と家族・親戚すべてに災いが生ずる」と告げられたことで、サティヤンさんは結婚を決心したとのことだ。(バンコク週報【三面記事】 04/04)


 ヘビは、サティヤンさんがお寺で修行している間もたびたびこの家に入り込んでいたとのこと。また、サティヤンさんが道を歩いていると近づいてきて体に巻きついて離れないことが何度もあり、そのたびにお経を読んでもらってなんとか引き離したということです。

 こういうニュースは日本では奇異なものに見えるのかもしれませんが、わたしは割と笑えません。日本だって霊能者に前世をみてもらってもっともらしくうなずきあったりする番組がもてはやされたりするわけですし。気になるのは、サティヤンさんは大蛇との婚姻を心から納得しているのかどうかという点。家族や親戚に災いがあると言われたから仕方なく大蛇と暮らすことにしたんじゃないかと思うと、なんとなくブルーな気持ちですねえ。

 でも、この手の動物との婚姻の儀式はインドなんかでもたまにニュースになりますが、あくまで儀式としてするだけで、離婚は自由(法的手続きもなし)で、人間との結婚も自由にしてよいということになってるらしいですよ。タイの場合はどうだか知りませんが。


http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071114-OHT1T00052.htm

 13日付の地元紙「ヒンドスタン・タイムス」によると、インド人のセルバクマールさん(33)が、このほど10歳の雌犬「セルビ」とインド南部のヒンズー教寺院で結婚式を挙げた。

 このセルバクマールさんは、18歳の時に交尾中の犬2匹を撲殺し、木につるしたという。しかしその後、セルバクマールさんの体に異変が続出。脳卒中で腕や足は動かなくなり、片耳も聞こえなくなった。「最近受けた治療でやっと松葉づえを使って移動ができるようになった」。

 「犬を殺したたたりなのだろうか…」。そう考えたセルバクマールさんは、すがるような思いで占い師に相談。「犬ののろいを解くには、雌犬と結婚すべし」と仰天のお告げをもらった。急きょ親せき一同に“お相手”となる犬を見つけてくるよう大号令。ふさわしい?野良犬を発見すると、風呂に入れ、伝統衣装サリーを身につけさせた。

 結婚式はヒンズー教の儀式にのっとって無事行われ、セルバクマールさんは「死が分かつまで面倒を見ます」と永遠の愛を誓った。雌犬は式の最中にパンを食べていたという。

 インドでは2000年7月に4歳の幼女が犬と結婚している。今回同様に数々の不幸があり、占い師から「犬との結婚」を勧められたという。インドでの“動物婚”はしばしば報告されており、最近ではヘビと結婚した幼女もいたとか。動物と結婚しても、人間と結婚することも自由で、動物との離婚手続きは特に必要ないらしい。

(2007年11月14日06時01分 スポーツ報知)