ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

カスピ海から160kmはなれたところに貝殻の山


『未踏の大自然 ソビエトの砂漠地帯』より
ジョージ・セイント・ジョージ 小岩巌、タイムライフブックス、1976年

 このような貝殻の山が、カスピ海から160kmも離れたところでも見られる。氷河期が終わって以降、いかに遠くまで水が後退したかという証拠だ。

 写真を見る限り、いわゆる化石ではなさそう(こういうの半化石っていうんでしたっけ?)。生々しい貝殻が、水辺ではない場所で大量に見つかるとしたら、とても不思議な光景だと思う。今もこの状態でみつかるのだろうか。本には正確な場所は記載がありませんでした。


 よくわかんないのは「氷河期が終わると水が後退する」という部分。後退する、というのは湖が小さくなっているという意味なんだろうけど、氷河期が終わって陸地の氷がとけたら、むしろ湖が大きくなって海岸線は前進しそうな気がするのに。どういう仕組みなんだろう。