アンコーレ牛とワトゥシ牛
世界で一番太い角を持つ牛は、アメリカのアーカンソー州の農場で飼われているラーチ Lurch 君で、ワトゥシ watusi 種(日本語表記ではワツシになることも)のウシだというのは有名な話。
◎Gigazine:世界一太いツノを持つ牛(ワツシウシ、ワトゥシウシ)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070828_world_largest_horn_circumference/
ところで、ちょっと前の珍獣イモト(イッテQ)では、ワトゥシ牛とそっくりな牛を見に行っており、パッと見で同じものなのかと思っていたけれど、名前を確認したらイモトが見てたのはアンコーレ牛だそうで、あれ、別のものなのかなと。
でも、あんまり似てるのでちょっと調べたら、ワトゥシもアンコーレもルワンダとウガンダの国境あたりに住む部族の名前で、どうやらそれらの部族が昔から飼ってた牛から作られた品種がワトゥシ牛であったり、アンコーレ anchole 牛だったりするらしい(アンコールと表記されることも)。たぶん同系統なんだね、ということで納得。似てるわけだー。
◎アンコーレウシを掲載しているアフリカを紹介するサイト二件
http://blog.goo.ne.jp/hanaday/e/fe7dc621b016755b465344226ee7041f
http://www.dososhin.com/tour_report/t_report21.htm
そういえば、前にはんこ屋さんに大きな角の牛のポスターが貼ってあったのを見たけれど、素直に考えたら印材にする牛がそれだってことなんでしょうか。アンコーレかワトゥシか、そういうタイプの大角の牛の写真でした。