ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

世界初の種なしビワ出荷はじまる

 びわといえばいくぶんオレンジがかった肌色のまるい果実の中に、数個の大きな種が入っているものですが、平成7年に種のないビワの作出技術を開発、種なしビワの中でも良い性質のものを選んで、平成15年に「希房」という種なしビワの品種が誕生しました。その後、千葉県安房地域に導入され、今年とうとう市場に登場したということです。これは世界初のことです。

 まだまだ数が少なく、ある果物屋さんでは一箱(六個入り)しか入荷しなかったそうです。そのお値段はなんと三万円!一個五千円の計算です。もし売れなかったら店で試食するとのことですが、たぶん売れちゃいますね。どんな味がするのやら。(ソースはTBS「朝ズバ」2008年5月21日)


◎種なしびわ「希房」
http://www.mboso-etoko.jp/top/goodlife/disp_A.asp?id=1754&group=55

■「希房(きぼう)」の特性
1) 「希房」の果重は、種のあるハウス栽培用品種「富房」よりやや軽いが、種のない分だけ果肉が多く、食べる部分の果肉重は「富房」より重い。
2) 果皮色は、橙黄色であるが、やや赤みを帯びて美しい。
3) 糖度および酸度は「富房」と同等である。
4) 販売できる商品化率は85%程度である。
5) 安定生産が望めるハウス栽培に適し、収穫期は5月下旬からで「富房」より1〜2週間遅い。