ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

やはり双子は引き合うものなのか?

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080112i105.htm

 【ロンドン=本間圭一】英国の男女が双子であることを知らないまま結婚していたことが判明し、裁判所から婚姻を無効とされていたことが11日、明らかになった。

 英メディアが一斉に伝えた。子供が自身の身元を知る権利の是非が議論を呼びそうだ。

 報道によると、2人は出生後、別々の家族に養子に出された。後に知り合い、恋愛感情が芽生え、結婚したが、その後、双子であることを知ったという。(2008年1月12日13時35分 読売新聞)

 今日は面白いニュース大杉。こんなことあるのねえ。


 そういえば何日か前に、中国で赤ん坊の時に取り違えられた双子のニュースがあったっけか。農村の夫婦の双子の片方と、都市部の大金持ちの息子が取り違えられて育つんだけど、農村の子が町へ出稼ぎに行ったら、自分にそっくりな人がいるという話を聞いて会いに行く。互いに誕生日などを教え合ったところ、同じ日、同じ病院で生まれてる。もしやというのでDNA検査をしたら取り違えられていたことが発覚。発覚したあとも大金持ちの家では「ずっと我が子として育ててきたのでこれからもそうしたい」と言っているんだけれど、農村の家では血のつながりを大事にするので「我が子とわかったからにはもどってきてほしい」と望んでる。親たちの思惑はさておいて、三人の子供たちはすっかり意気投合して一緒に旅行に行くほど仲よくなった、と……どっかにニュース記事落ちてないかな。


 あったあった。
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20080107-304019.html

双子取り違え21年後に発覚!農家とセレブ

 中国・北京市で都市部と農村部に住む2人の21歳の青年が生まれた病院で取り違えられたことがDNA鑑定の結果判明し、話題になっている。都市部で育った青年は生みの親の元に戻ることを渋り、農村の青年は実母から自動車免許取得の資金を出すことを提案されたが「車なんか買えない」と断ったという。病院の不注意から人生が変わった2人が注目されたことで、中国の抱える地域格差問題まで浮き彫りになってしまった。

 北京市通州の病院「婦人と子供保健センター」の21年前の不注意が、市民の注目の的となっている。21年前に新生児が取り違えられたまま、農村部の貧困農家と都市部のセレブ家庭で育てられていたことが発覚したのだ。

 農村部に住む王江さんと潘秀華さん夫妻の双子の兄弟は似ていないとずっと言われていた。長男の義文さんは身長184センチで丈夫な体が自慢だが、二男義武さんは病弱で身長も170センチ未満と低かった。一卵性双子にはとてもみえなかった。

 昨年、王さんの知人が「レストランで飯を食べていたらお宅の長男に似た男性を見たよ」と言われ、その青年に会ってみた。通州都市部に住む女性社長の鐃秀栄(どう・しゅうえい)さんのひとり息子の向南さんで、確かに義文さんにソックリ。誕生日を聞くと「87年生まれです」と返答されたが、すぐに母親を気遣ったウソだったことを向南さんが認めた。

 2人の青年は渋ったが昨年5月にDNA鑑定を行い、検査をした病院は「取り違えたことは99・999%間違いない」との判定結果を出した。

 向南さんを育ててきた鐃さんは、98年にがんで先立たれた夫の残した会社を引き継いでひとり息子を守ってきた。昨年、首都経済貿易会大学を卒業した向南さんに、将来的には会社を譲ることも視野に入れていた。鐃さんは「向南は誰が何と言おうと私が産んだ。永久に母子ですよ」と検査結果を聞き入れていない。

 また、向南さんも生まれてから生水は飲んだことはなく、常にペットボトルのミネラルウオーターしか飲んだことがない。血縁を重視する農村部の王家では「血縁が分かった上は戻ってきてほしい」と話すが、向南さんは首を縦には振らない。

 高卒後、都市部で出稼ぎ労働者となった義武さんは、今回の騒動で職を失った。実母の鐃さんから「資金を出すから運転免許を取ったら」と勧められたが「免許なんぞ持っていても車を買う金もない」と断ってしまったという。

 昨年7月、取り違えた病院は双方の家庭に慰謝料約50万元(約750万円)を支払うことになった。今も子どもらは育ての親と生活していて状況に変化はない。ただ、この縁で知り合うことになった子ども3人は一緒に旅行するほど仲良しになったという。