ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

今日の部族

 わたしはわりと部族好きだと思う。マニアというほどではないし、詳しくもないけれど。南方の裸の人たちや、北方の分厚く着こんだ人たちまで、ひととおり好きだ。

 先日気になった部族は、チパヤ族。「世界一受けたい授業」で世界の住居が紹介されており、チパヤ族は広大な塩湖(ウユニ塩湖というらしい)のほとりで芝生のようなものを土ごとと切り取って作った日干し煉瓦で家を建てているのである。番組では、その土地には木が育たないと言っていた。

 日干し煉瓦の家も気になるが、気になるのは食べ物だ。湖は濃い塩水で干上がった部分は雪のように真っ白な塩が積もっている。こんなところで魚が捕れるとは思えない。芝のようなものが生えるなら、木が育たないということだけれど、それなら野菜の類もほとんど育たないんじゃないだろうか。芝のようなものが生えるなら、小規模に家畜を飼うことはできそうだけれど、主食や野菜はどうしているんだろう。

 検索すると、チパヤ族がジャガイモの栽培をしていると書かれたサイトがあったので、その程度の野菜ならば育つんだなと納得はしたものの、なんだってこんな過酷なところでわざわざ暮らしているのか不思議で仕方がない。塩の交易でもしていたのかなあ。