蓮根餅の磯部揚げとブロッコリーの茎の天麩羅

　このへんのブログで蓮根餅ってやつを作ってて、どうやら精進料理の蒲焼きにする予定が餅っぽいものになっちゃったらしいんだけど、これがけっこう美味しそうなわけよ。あちらでは焼いてたような気がするけど、昼間作った天麩羅の油が残ってるから揚げてみることにしました。
　ええと、たしかすり下ろしたのとみじん切りにしたのと混ぜるんだったかな…ずりずりずり…トントントン…まぜまぜ。これを海苔で巻いて、熱した油にぼちゃん。じゅー、ばちばちばち、うひゃあ、油がはねるー。すり下ろした後に水気を絞ったほうがよさそうだな。あと海苔はゆるくまかないと、加熱するとふくらむので割れちゃうみたい（わざと割れ目を作るのも面白そうだが）。
　つなぎに粉とか入れなくて大丈夫かと思ってたけど、蓮根だけの澱粉で充分に固まる。粉を加えるとしてもつなぎとしてではなく、水けを吸わせて油はねを防ぐためにちょこっと入れるのがいいかもしれない。蓮根だけだとあまり餅っぽい食感ではなかったけど、けっこういいです。ぐーな感じよ。今回ちょっと形が悪いけど、水気を絞ったりすればもうちょっときれいな揚げ上がりになると思うわ。

　そしてこれがブロッコリーの茎の天麩羅。ブロッコリーの茎とニンジンを細切りにして、余った海苔も刻んでいれちゃいました。これは賛否両論あるかもしれません。ブロッコリーの茎は炒めるとそうでもないのに揚げると強めのキャベツ臭を発っします。決して不味いわけじゃないんですけど、お好み焼きを連想する香りなんです。別のものを食べてるみたいでした。いっそ天つゆじゃなくお好みソースでも付けて食べるというのも手かもしれないんだけど、それなら揚げずに焼いたほうがいいかな。