ゴルフのスコアに鳥の名前が使われる理由
1898年か99年、あるいは1903年という説もあるが、アトランティックシティーのゴルフコースで、アブ&ウィリアム・スミス兄弟と、その友人であるジョージ・クランプがプレーした時に、アブが二打目をピンそばにつけた。
それを見たクランプが「こいつはバーディーショットだ!」と賞賛したのが最初と言われている。当時のアメリカでは、バードといえば素晴らしいものを意味する隠語だった。このことをきっかけに、基準打数より少ないスコアに鳥の名前をつけるようになったという。
基準打より二打少ないスコアをイーグルというのは、小鳥よりも大きく、アメリカの国鳥であったため。三打少ないのをアメリカではダブルイーグルと呼び、イギリスではアルバトロス(アホウドリ)と呼ぶ。イーグルよりも大きく、長距離を飛ぶからだ。
アルバトロスの命名者は諸説あるが、1912年に、ボビー・ジョーンズが出したスコアに、一緒に回っていた英国人シリル・トレイが名付けたとか、1926年に、アメリカのフロリダ州ウィンストンゴルフクラブでジョン・マクマレーが出したスコアに対して、そのコースの古老が付けたとか言われている。
以上「我孫子鳥の博物館」で見た資料をメモ。