2008-06-22 ツキヨタケと今昔物語集 ネタ袋 茸 巻二十八・第十八話「金峰山の別当、毒茸を食ひて酔はぬ事」に、和太利という名前で出てくる毒茸がツキヨタケのことだと言われている。ある僧侶が他人の地位を奪おうと和太利による毒殺を試みるが、当の本人は平素より毒茸を食べても中毒しない体質で未遂に終わるという話。和太利が平茸に似ているということからツキヨタケと解釈できるが、光るという特徴が記録されていないのは惜しい。