ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

マサイ

  • ケニア共和国、マサイマラ国立公園のまわりに村がある。
  • マサイマラ国立公園の中に一般のマサイ族は入れない(46年前から?)。公園内から立ち退くことを条件に、観光収益の19%がマサイの村に入る契約になっている。これはかつてマサイの長老達が話し合って決めたことだという。その収益でマサイの村には学校や病院ができた。
  • 国立公園に入れるのは車に乗っている観光客だけ。入園料は40ドル。約4500円。
  • 公園内で働くレンジャーはマサイ族から選ばれている。仕事の依頼は携帯電話で来る。
  • 保護区と村のあいだに柵などの境はない。乾期で草が減ると村人がウシの放牧にくることがあるが見つけ次第追い返す(追い返しているレンジャーもマサイ)。
  • 赤い服を好む。
  • 男性も女性もこれに近い衣装を身に着けている。女性は首飾りなどの装飾品を身につける。
  • 男子は髪の毛は短く刈り上げている。女性は髪の短い人も、のばしている人もいる。のばしている場合はうしろにひっつめている。
  • 遠くから帰ってきた息子を迎える時、父親が口にふくんだ牛乳をふきかける。
  • 今では村に携帯電話が普及しているが、普通の家には電気が来ていないので商店で有料で充電する。
  • 今でも昔どおり、牛糞を塗り固めた小さな家に住み、民族衣装を着て暮らしているが、レンジャーの仕事に行くときはレンジャー隊の迷彩服に着替える。動物達はマサイの服を見ると敵だと思い警戒するという。逆に、マサイが飼っている家畜たちは、洋装の人を見るとよそ者と思い警戒するという。
  • マサイ族男子の仕事はウシなどの放牧。
  • マサイのレンジャーは、においで野生動物の居場所をみつけるなど、今でも狩人としての能力を持っている。
  • かつてのマサイは勇敢な民族で、ライオンを倒すことが一人前の男子の証だった。水牛もゾウもマサイの敵だった。今は狩りをやめ、生き物を守ることに誇りを持っている。観光収益などで現金収入が増えることを歓迎しているが、どんなに裕福になってもマサイの服を脱がず、昔のしきたりのままで暮らすことをやめない(と、番組レポーターは現地のお父さんに聞いたそうだ)。
  • マサイのレンジャーは、村人が保護区に入ることや、密猟者から動物を守っているが、危険な動物が村を襲うのも防いでいる。
  • マサイは一夫多妻制だが、今では女性の価値観がかわってきており、一夫多妻制は嫌だという女の子もいるようだ。かつては結婚前のデートなどありえなかったが、今では父親の目を盗んで彼に会いに行くなどということもあるらしい。
  • マサイの村では恐い顔の女性をひとりだけ選び、子供達の叱り役にする。いうことを聞かない子供たちの耳をつかみ、叱りながらつねる。

TBS「ウルルン世界滞在記ルネサンス

今日のって(笑) 続けるかどうかはわかんない。
日記にも搭載されたお絵描き機能のテストもかねて。ハイクのとはまた別なのね。