電子レンジでチンすると剥ける栗
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/photojournal/news/20061005k0000m040041000c.html
http://www.asahi.com/photonews/TKY200610130118.html
果樹研究所のプレスリリース(PDF)
果樹研究所(茨城県つくば市)は4日、中国の甘栗のように渋皮がむきやすいニホングリの新品種の育成に成功したと発表した。加熱したあと、渋皮がポロンと簡単にむけることから、「ぽろたん」と名付けた。くりご飯や菓子の具など秋の味覚を手軽に楽しめる。早ければ7、8年後には家庭の食卓にのぼるという。(毎日新聞)
街角で売られている天津甘栗(シナグリ)は中国のクリで、日本のものとは種が違うそうです。学名でいうとシナグリはCastanea mollissimaで、ニホングリはCastanea crenataだそうです。同属の別種ですね。どうりで味がぜんぜん違うと思った。
日本のクリは粒が大きくてホクホクしてるけど、天津甘栗みたいに簡単に渋皮がむけないのが欠点です。果樹研究所で開発された「ぽろたん」はニホングリの品種で粒の大きな550-40と早生の丹沢を交雑させて作ったもので、電子レンジで二分間チンすると渋皮まで綺麗にむけちゃうそうです。これはすごい。早く食べてみたい。