クローン猫ビジネス廃業へ
http://www.asahi.com/international/update/1013/012.html
世界で初めてクローンペットのビジネスを始めた米カリフォルニア州のベンチャー企業、ジェネティック・セービングス・アンド・クローン(GSC)社が、年末に廃業することが分かった。クローン猫の需要が少なかったのが原因という。
(中略)
同社は00年に設立され、飼い猫を亡くした愛猫家らに、クローン技術を使って元の猫のDNAからクローン猫を誕生させて届けていた。計5匹誕生させたが、実際に販売できたのは2匹だけだったという。同じDNAを引き継いでいても、毛の模様は本物と同じにはならず、こうしたことも需要が伸びなかった一因とみられる。
クローン猫は1匹3万2000ドル(382万円)。同社は昨年、当初の5万ドル(597万円)から値下げしていた。
死んだペットが帰ってくるなら三万ドルだって安いと思う人はいるだろうけど、いくら見た目がそっくりでもクローン技術は反魂術とは違うものねえ。ましてや毛の色が違っちゃうんじゃ、なんのための三万ドルなんだかわかんない。……って、クローンなのに毛の色が変わっちゃうのね。この手の技術ってまだその程度の精度しかないってことなのかー。