ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

電気人間(特命リサーチ200X 2006年特番)

 電気製品のそばを歩くだけで電灯が点滅したり、電子レンジが誤作動したり、デジタル時計がでたらめな時刻をしめすなどの現象を起こす人がいる。そのような「電気人間」たちは夜街を歩いていると近くの街灯が消えるという現象をおこす。イギリス・ロンドンにある科学研究団体 ASSAP のヒラリー・エバンスが 1993年に、このような現象を SLI(ストリートランプインターフェランス)と名づけ、SLIを起こす人を SLIder(スライダー)と呼んだ。

 アメリカ・ニューメキシコ州のヤーニュッシュ・コージーカウスキー(Janusz Kozikowski)は1999〜2002年のあいだに自らのSLI体験を妻の協力でビデオに記録している。彼が街灯に近づくと明かりが消える。彼がこの現象に気づいたのは 1991〜2年ごろのことだという。

 イギリスのデビー・ウルフ(Debbie Wolf)は、ライトの誤作動、CDプレイヤーの音量が勝手に変わる。イギリスCNNの映像に記録されている。彼女は 5 歳のころにこの体験に気づいた。テレビを見ているとチャンネルが勝手にかわり、ライトが点滅を繰り返した。何かに集中したり、心配事が重なったり、性的興奮が高まったときに起こりやすいが、意識的にコントロールすることはできないという。彼女を日本にまねいて脳波をとったところ、脳波を計測していたノートパソコンが誤動作をおこしてシャットダウンしてしまった(見事に青画面が出ていたが、普段は計測中にこんなことはおこらないという、ホントかよ)。また、彼女の体の表面に帯びている電解の値が750v/m(ボルトパーメーター)から970v/mまで急激に変化した。さらに、その値は、彼女が足を床におろすと上がり、足を椅子にあげると下がった。通常は足が床についていると放電し、電圧が下がるはずである。