ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

台風来なかった&フェーン現象

 ものすごい台風が九州に上陸したというので、関東にも来ると思ってかなり期待して(おいおい)待ってたんですけど、日本海に抜けちゃったみたいですね。これから北海道に上陸するかもしれないってテレビで言ってました。北海道がんばれ、青森がんばれっ!!

 東京は台風も抜けちゃったことだし、今日は風もふいてるから涼しいと思って図書館へ行ったら、うひゃー、雨だ。雨がふるふる葛飾の町にー。地面がほとんどぬれないような細かい雨です。しかも、降ったり止んだりいそがしいの。そして風が強い強い。もー、台風は行っちゃったのに台風みたいに吹き荒れてる。これがフェーン現象というものなのか!

 フェーン現象というのは、山をはさんで片側に低気圧、もう片側に高気圧があった場合、気圧の高いほうから低い方へ風が吹き抜ける現象だそうです(ってさっきテレビで言ってました)。そのとき、高気圧側は海からの湿気で雲って雨がふりますが、まんなかの山で雲が止まってしまうので、山の向こうの低気圧側は雨がふらず、乾燥した暑い風が吹き荒れるんだそうです。つまり日本海側で、台風が行っちゃった地域は今ものすごく暑いってこと?

 ちなみにわたしは、フェーン現象というのは冬のものだと思ってた時期があります。冬になると、日本海側に高気圧があって、太平洋側に低気圧があるでしょ。そのせいで日本海から太平洋にむかって強風が吹き抜けるときに、新潟あたりに大雪をふらせた雲は群馬の山でとまってしまい、赤城山の南側には雲ひとつない青空がひろがります。そして乾燥した風がビュ−ビュー吹き荒れるの(いわゆる上州のからっ風)。夏のフェーンと違って吹いてくる風は凍りつくように冷たいけれど原理は同じことですね。