ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

生存確認

 とりあえず生きてます。でもダメです。希望は限りなく希薄なな状態でため息ひとつでとんでいってしまいます。薬はまるで効きません、というか、わたしデパスを1シート分(たぶん一週間分くらい)をどっかに落としてしまったみたいで、てもとに眠剤しか残っておりません。しかも今日は恐怖の日曜日。どこもかしこもしまってる。いや、薬はもうどうでもいいような気がする。首でも吊って死んだほうが早いと思う。

 仕方がないので「東京都医療機関案内サービスひまわり」で探したら、神楽坂医院ってところが日曜の午前中もやってるらしいので出かけました。「こんなところに本当にお医者さんあるの?」と思えるような道の先に看板発見。神楽坂ともなるとお医者さんもおしゃれなものだわね。

 待合室に入ってみてさらにビックリ。部屋中がアジア系の家具や置物でいっぱいなの。いちおう癒し系をかもしだそうとしてるみたいなんだけど、わたしはもうこの時点で緊張の頂点に達していたり。ひょっとして少しでもさわったら、看護婦さんがすっとんできて「それにさわっちゃダメ!!」とか言いそうな気がして。前に、音楽オブジェで診察室をいっぱいにしていて、さわったら突然立ち上がって「さわるな!!」って激怒したお医者さんの話を書いたと思うんですけど、それ以来、医者の待合室や診療室で椅子に座るのもおそるおそるだったりするのよ。だって「乱暴にすわらないで!!」とか怒鳴られたら、わたくし逆ギレして暴れてしまいそうだわ。

 そんなこんなでドキドキしながら待ってたんですけど、神楽坂医院の先生は「ごくふつう」でした。というより、もしここまで通ってこられるなら、ふく先生のところをやめてこっちにしようかと思うようなと思うほどの謎の包容力があったりして。でも、神楽坂じゃ電車に乗らなきゃ来られないし、通えないからあきらめて「薬なくしちゃったのでいただけるとうれしいんですけど」ってな感じでわけを話して三日分のデパス錠0.5mgをもらいました。ついでに「どうしてもイライラするときだけこっちを飲んで」とソラナックスを頓服としていただいたのですが、ああ、わたしそれ飲んだことあります。ソラも効きません(涙)

 でもめんどくさいから(ずっとかかるなら話すけど)それでいいですって答えて薬もらって帰りました。この医院、最近めずらしい薬局と一緒になってる医院みたいです。お会計のときに薬も一緒にくれました。

 出てからすぐにデパスソラナックスを飲みましたが、まあね、そのなんだ、効きません。薬ってだいたい30分くらいすると吸収されるんですよね。ちょうど良い具合に効いて来た頃、わたしは自分を不幸のズンドコにおとしいれた誰か(Tかもしれない警察かもしれない)を、ちゃぶ台ひっくりかえす勢いで激しく呪いつつ、そのくせすべての希望が消えかけていることに気づいて落ち込み、もう死ぬしかないと繰り返し決意したりしました。死ぬのは自分の苦しみを終わらすため。もうひとつは、この件に関して「激しいごまかし」を働いている者が必ずひとりいなくてはつじつまがあわないので、そいつに「おまえのごまかしが人を殺したんだよ」と死んでわからせるためです。

 それから家に帰り、睡眠薬のたぐいはまったく飲まずに布団に入り、そのまま眠り続けて目が覚めたのは20時間後。翌日の昼ごろでした。