猫と南瓜(日本の昔話)
猫が主を恨んで殺そうとしている。それに気づいた鶏は「旦那さんを猫がトテコー」と鳴いた。驚いた飼い主は猫を殺して畑に埋めた。そこから蔓がのびて、大きな南瓜が成った。根を掘ってみると南瓜は猫の目玉から生えていた。
この話では猫が悪者になっていますが、飼い主を守ろうとして死に、その頭から柿の木が生えてくるというような話もあったと思います。どちらにせよ死んだものの頭から芽が出て実が成るというのは同じです。
ニューギニアの伝説にルーツを求めるのも面白そうですが、そもそも大きめの果実はなんでも人の頭に似ているような気もします。
人参果…人の形をした果実で、頭じゃなかったような気もするけどね。