ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

ホウレンソウの起源(参考>『和漢三才図会』)

 ホウレンソウは菠薐(ペルシア)で栽培されていた。そのため菠薐草(ほうれんそう)と言う。波斯菜ともいう。波斯とはペルシアのことである。西域の僧が頗陵国(ネパール)から中国にタネをもたらした。それで頗陵ともいう。
 『和漢…』によれば「四月に一尺ほどの薹を起こす。雌雄の別があり茎について砕けたような紅花を咲かせるが群がり生えるので花とは認めにくい。種は必ず月の朔(ついたち)を過ぎると生え出る」とある。ホウレンソウが雌雄異株なのは意外と知られていないが本当のことである。種が朔日をすぎると発芽するというのは意味がわからない。何のことを言っているのだろうか?