2013年04月08日のツイート
たべたもの日記
東京チカラめしにて、油淋鶏定食550円也。鶏の唐揚げにそれっぽいあんをからめただけ。まあ、味は普通。
味より気になるのは食券の自動販売機。この日は表のポスターを見て油淋鶏を食べてみたいと思い、ピンポイントでそれだけ探すもどこにあるのか見つからず、しばらく悩んでしまった。ここの自販機はカテゴリーを選んでからでないと個別の商品が表示されないっぽいのですが、油淋鶏は「唐揚げ定食」という「カテゴリー」の中に入ってた。
油淋鶏は鶏の唐揚げなんだからあってるじゃんと思った人は、自分の国語能力を少しだけ疑ったほうがいいかもしれない。などと、煽ったあとに書くのもなんですが、冷静に考えてみて。「唐揚げ定食」だけで個別のメニューとして成り立っちゃうでしょ。「唐揚げ系」とか「唐揚げメニュー」とかなら、その下に項目がもっとあることを想像できるけど、そうでないから「唐揚げ定食」のボタンを押したら普通の(油淋鶏ではない)唐揚げ定食の食券が出てくると思ってしまうわけ。だから押さなかったの。で、しばらくみつからなかった。
慣れれば次からは迷わないよ。でも、一発目は悩む。そこで「この店はわかりにくい。食べたいものの食券すらまともに買えない」って思ったら来ない人はけっこういると思うわけ。
でも最近の傾向として、そういうの「慣れれば分かるんだからいいじゃん」って放置する方向みたいなんだよね。はてなとか見ててもそうだし、公立図書館の検索システムなんかもそう。でも、そういうとこ放置するから品質がどんどん落ちるんじゃないの。人件費の高い日本が世界に誇れることはなんなのか、初心にかえって考えてみるべきなんじゃないのかって……
…なんでファーストフードの油淋鶏食べてそんなことまで考えなきゃいかんの、と心の中で自分ツッコミを入れたお昼ご飯でした。