ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

6日の日記:セミ取り大会&昆虫食の集い

 今日はほんとに暑かった。天気は晴れ。東京の最高気温は32度、湿度は61% だそうですが、これは千代田区の皇居のそばで計ってるそうですから、実は東京の町中より何度か低い値になってるはずなんですよね。埼玉県の越谷のアメダスを見ると、最高気温が34度だったそうです。葛飾あたりだと東京のデータより越谷に近いかもしれません。

今年も大田区の某所でセミとり大会&昆虫食の集い

 毎年やってる例のアレに参加。もはやわたしは宣伝しようとは思わない。だって有名になりすぎて調理用の会場に入りきらないくらい人が集まるんだもの。来年どうしようって出るたびに思う(笑)

 去年はいきなり調理の手伝いをお願いしますとか言われて、セミ取りをほとんどやらずに調理室に行ったので、今年は虫を獲るからヤダって一応おことわり。でもセミが豊作だったので「これ以上とる必要なし」と勝手に判断、調理班より遅れて手伝いに入ったら、まだ説明やっててぜんぜん始まってないし。

 こりゃいかんと思いざっと説明を聞いて慌てて作業を開始したら、韓国のインターネットテレビ局の取材が入ってるとかで、なんかいろいろ聞かれるんですよ。えー、そんなの答えてる余裕ないんですったら。

 おまけにセミ取り班も合流して人大杉になって、次から次へと作業を覗きに来て「これはなんですか、セミ…ではないですよね?」って10人来たら10人とも同じこと言うんですよ? で、その人たちに10回来れば10回とも「これは柞蚕(さくさん)といってヤママユガの仲間の蛹です。中国ではこの虫から絹をとります。塗ってるのはオリーブオイルとニンニクで、フライパンで焼くのですっっ」みたいな説明を作業をしながらずーっと。勘弁してくださいえへへへへ。

 それでもわたしがやってた作業はそれなりに迅速に終わったのです。去年の焼きそば調理地獄で凝りてるので作業の手は一切とめずに必死でやりましたからね。手はかかったけど意外に美味しいものが出来たので満足です。

 が、横を見たら調理班がまだ焼きそばを作っているし、天ぷら班など結局最後の最後までずーっと天ぷらあげてるし。参加者が多いので調理する食材も数が半端じゃなくて、そのうえサービス精神旺盛な主催者がいろんな面白い虫を持ってきてしまうので、品数が多くて処理しきれなくなってるみたい。次回は持ち込まれた食材を全部使っちゃわずに、食べてない人がいるようなら追加で揚げるとかにしたほうがいいかもしれないですね。

 結局最後まで調理班は調理しまくり、それぞれが勝手につまみ食いして歩くのみで、昆虫食についてディスカッションすることもなく、わやわやっと終わりました。毎年こんなです。わたしが参加しはじめたころは人がもっと少なくて、もうちょっと余裕あったんですけどね。すっかり有名な集まりになっちゃって、ううう。

 とりあえず、毎年確実に同じ状態になるので、次回調理班になる人は説明を聞く前から鍋出してお湯わかしはじめたほうがいいです。どうせたいていの虫は最初に茹でるので。茹でてあればその後は天ぷらにも焼きそばにもできます。いっそもう説明聞く前から「天ぷらですね。はいはい」って天ぷら粉をときはじめて油の用意もしちゃっていいかも。

大田区某所のセミ

 某所とかいって実は平和島なんですけどね。圧倒的に多いのがアブラゼミ、次にミンミンゼミ。今年はツクツクホウシはぜんぜんいなかったみたい(少なくとも鳴き声は聞こえなかった)。数は少ないけどクマゼミが確実にいて、鳴いてるのを聞きましたし、わたしは一頭捕まえました。

 都内の公園でも、葛飾区の水元公園だとニイニイゼミがまだ沢山いるし、ツクツクホウシも鳴いてるし、地域によってセミの種類や鳴き始めに差があって面白いんですよ。