アフリカの白い呪術師
アフリカの白い呪術師
リビングストンやセロウスが書き残した古きアフリカをもとめて、イギリス人青年エイドリアン・ポーシャは16歳の時、ナイフと塩だけをたずさえて、たったひとり徒歩で南アフリカのブッシュに入る。蛇の扱いが上手かったこと、てんかんの持病があったことで、現地の村で呪術師として迎えられるのだった。本人が残した資料をもとに、ライアル・ワトソンがまとめた壮大なドキュメント。ポーシャは22年間ブッシュで暮らし、39歳でアフリカで亡くなっている。水泳中に突然息をひきとった。享年39歳。