ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

アウトレットがオープン

 あれっと思った言葉遣いをメモしてみる企画、今日のアレ。間違ってることばかり指摘するわけではありません。

 先日、ラジオでアナウンサーが「アウトレットがオープンします!」と言ってました。アウトレットといえば、少々難があるため安く放出された品物とか余剰在庫品、という定義だと思っていたので、なんだそりゃと首をかしげました。難あり品のオープン、おかしいです。あるいはオープンする店が難ありで余剰在庫状態なのか。これも相当おかしいです。アナウンサーも地に落ちたなと思いました。

 念のために、さきほど辞書を引きました。

アウト-レット[outlet]

(1)出口。
(2)放出品。
(3)余った在庫品をかなりの割引価格で販売する店舗。アウトレット-ストア。


 えーーー!!!
 余剰在庫を「売る店」もアウトレット?!


 ここまで来てやっと気づいたのですが、英語のアウトレットって、日本語で言うところのコンセントのことですよね。電気の出口です。


 つまり何かい、アウトレットっつーのは、要するに放出する場所そのもののことで、放出された商品をアウトレットという言葉で表現するほうがオカシイのか!!!

out・let

━━ n. 出口; はけ口 (for); 売れ口; 〔米〕 【電気】コンセント; 地方放送局; アウトレット (工場直営店・特約店).

http://dictionary.www.infoseek.co.jp/