初夢に見ると縁起がいいもの
初夢に見ると縁起がいいものは「一富士 二鷹 三茄子(いちふじ にたか さんなすび)」だっていうのはよく聞く話。実は「四扇 五煙草 六座頭」と続くのはあまり知られていない話。読み方は「しおうぎ ごたばこ ろくざとう」ですかね。
なぜこの取り合わせを夢に見るとよいかというと、諸説あるのですが、宴会に必要なものだからという説があるようです。茄子は料理に使うとして、扇は踊るのに必要だし、投げて遊ぶ宴会芸なんかもあるし、宴会の席では煙草も吸うでしょう。座頭は琵琶や三味線で音楽をやる盲人の芸人さんです。
ほかに、「徳川家康が富士山・鷹狩り・茄子を好んだから」「無事(富士)高(鷹)きことを成す(茄子)」の語呂合わせ、曽我兄弟が仇討ちをしたのが富士山のふもとであること、これまた仇討ちの赤穂浪士の浅野家の家紋が丸に違い鷹の羽であることから「富士・鷹・仇討ちを成す(茄子)」という縁起かつぎになっているなどの説があります。
というわけで、今年もよろしくおねがいいたします。ちなみに、わたくしは三が日に夢は見ませんでした。がっかりね。