麺の発祥は4000年前の中国(アサヒコム)
http://www.asahi.com/culture/update/1013/003.html
ここで言う麺とはうどんのように穀物の粉をこねて細長く形作ったもののこと。その麺類の発祥は中国説、イタリア説、アラブ説などさまざまでハッキリしませんでしたが、このほど中国説を裏付ける材料が発見されました。中国北西部にある青海省の喇家(ラーチア)遺跡から、約4000年前のものと推定される麺の遺物が出てきたのです。その麺は、お椀のような形の土器の底でみつかりました。直径3mmで長さは50cmくらい。色は黄色で、材料は同じ地層からみつかった穀物との比較からキビとアワと推測されています。
この発見を信用するなら中国では少なくとも4000年前から麺が作られていたということになりますが、「めんの歴史に詳しい研究者からは『めんについて中国で最も古い文字の記録は約2000年前。4000年前というのは古すぎて、にわかに信じがたい』との声も出て」いるそうです。