ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

甲申年十一月二十四日戊子(2005年1月4日)

六曜: 仏滅/悪いことがあると「今日は仏滅かしら」なんてことを言うくらいよく知られた悪い日。何事も控えめに、いつもと違う突飛なことなどしないように過ごすとよいみたい。
二十八宿: 翼/種を蒔いたり、畑を耕したりするのに適した日だそうです。正月休みだった商店街も今日あたりから開くでしょうから、新しい鉢植えなんか買ってみるといかも? 高所での仕事は凶だそうです。屋根の上で仕事をしている人はくれぐれも気をつけて。あと、高層ビルの上のほうの階で仕事をしてるビジネスマンなんかもお正月でゆるんだ気分を引き締めてかかりませう。
選日: 一粒万倍日/機能に引き続き一粒の種が万倍になる日だそうです。おめでたいのは良いことですが、なんで二日も続けて来るの?選日の決まりがよくわかりませんねえ。

 仏滅(凶)なのに一粒万倍日(大吉)だったりして、昔の暦の占いは統一性がありませんね。まあ、こういうものは「今日は日曜なので休みにするか」くらいの感覚なんだと思います。暦の上で良い日だから、ふだんからやりたかった作業を始めてみるとか、悪い日だから一日家で過ごそうとか、生活にめりはりをつけるための工夫かな。

行事: 初子、官庁御用始め

 初子は正月最初の子(ね)の日です。大国主(おおくにぬし)を祀る神社の行事らしいです。オオクニヌシの神がスセリヒメに求婚した時、ヒメのお父さんであるスサノオの神は無理難題を出してオオクニヌシを亡き者にしようとします。ある時など野原に火をつけてオオクニヌシをいぶり殺そうとまでするのですが、ネズミが出てきてどこが燃えていないか教えてくれたので切り抜けることができました。そのため、大国主関連の神社では正月最初の子の日にお祭りをします。

# スサノオやスセリヒメは漢字で音しか表してない気がするのでカタカナで書いてもよさそうなんですけど、大国主は漢字に意味があるのでカタカナにするとピンときませんねえ。日本の神様の名前はどう書けばいいかいつも悩みます。