ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

分母という言葉の読み方

「分母」、なんと読みますか? - 人力検索はてな


 yas-malさんという方のアンケートなんですが、この結果は一体どういうことなのかと。全体の三分の一もの人が分母という言葉を bunbo ではなく bunpo と発音してたらしいんですよ。文字だけを見て覚えたのなら読み間違いもありえますが、この手の知識は学校で仕入れるものなので、先生が必ず発音してるはずなんです。ひょっとしたら方言なのかと思ったら、地域別の集計を見ると答えているのはほとんど関東の人ばかり。えええっ、ますます不可解。一体どういう経緯でそんな勘違いが起こるのかはげしく気になります。


 あれこれ考えて思いついたことといえば、言葉は意味と発音が常に紐付いているわけじゃなく、耳から聞いて意味と紐付かないまま記憶されてる場合も少なくないってこと。ひょっとすると先に文法 bunpou という単語を記憶して、あとから分母を覚えた時に混乱するのかな、とは思うんですけど、どうなんでしょうね。


 これが外国語だと、骨折したときにつけられるギプス gips=石膏 をギブス gibusu と発音してる人は少なくないですけどねー。

オレンジ色の白菜

 昨日、スーパーで買い物していたら、レジで並んでる人の籠の中に四分の一に縦割りした白菜が入ってた。それが変な白菜で、切り口が鮮やかなオレンジ色をしてる。ラベルに「オレンジハクサイ」と書いてあったような気がするけど正確にはわからない。

 よく見ると、外側は普通の白菜色をしている。白菜を白菜らしくしている白い筋の部分は普通に白く、葉先は緑色だった。切り口を見ると、やはり筋の部分は白く、オレンジ色なのは葉先のようだった。つまり日に当たると緑色になる部分がオレンジいろなのである。へー、なるほど。

 よっぽど列から離れて買おうかと思ったけれど、どうせ買うなら丸ごと購入して「包丁を入れたら、うげっ、オレンジ色だよ、なんだこれー」という写真をとりたいので今回はやめた。


タキイ種苗・オレンジクイン
http://www.takii.co.jp/tsk/kitchengarden/8_2/8_2.html
 どうも、これっぽいです。他にも似たような色になる品種があるかもしれないけれど。

青いポインセチア??

 今朝テレビをつけたらTBSの「はなまるマーケット」で真っ青なポインセチアを紹介してた。それが品種改良で作られた自然の色なのか、緑のバラみたいに色水を吸わせて作った人造物なのか、途中から見たので状況がさっぱりわからない。青いポインセチアだけでなく、黄色いのも紹介されていた。黄色はたぶんホンモノ。しかし、青はありえないだろうという気がする。

 赤いものが黄色くなるのはなんとなく理解できる。理由は聞かれても困るけど、赤い花や実がつく植物だったら黄色い品種も普通にあるでしょ? バラやチューリップはもちろんだけど、トウガラシなんかも赤や黄色がある。ピーマンも。トキワサンザシなんかも赤と黄色がある。赤と黄色は同じ色素かれら発色するとか、そんな理由だと思うけど自信はないので信用しちゃだめ。

 でも、青となると話は別。もちろん青い花もこの世には沢山あるんだけれど、どうやっても青い花を咲かせられない植物というのもあるわけよ。バラだって普通には薄紫の花しか咲かない。たぶん世の中には青い色素を作れる植物と、作れない植物というのがあるんだと思う(ひょっとすると、作れない、ではなく、赤い色素を「作ってしまう」かもしれない。赤が混ざると紫にはなるけど青くはならない)。で、ポインセチアはどっちかというと、わたしは作れない植物だと思ってた。

 ところがテレビに映ってるのは真っ青なんだよね。紫とかじゃなく「青」なの。正直アリエネーと思ったのであわてて検索をかけてみたんだけれど、「青いポインセチア」で検索しても、青いね、きれいだね、不思議だねというブログの記事ばかりひっかかってしまう。こういう時だけはブログ記事を世の中から抹殺したくなる(と、ブログで書いてるわたしもわたしだが)。普通のポインセチアより高いらしいんだけど、色水を吸わせてるだけだとしたらそんなもんに大金払うなんてバカだぞと言いたくなるので、やはりホンモノ??

 一瞬、自分の動植物に対する常識が足下から崩れそうになってクラクラしはじめたんだけれど、そういえばYahoo には検索結果にブログを含めないという機能があったなと思い、検索し直したらこんなページが。


青いポインセチアを販売してた楽天市場のキャッシュ(そのうち消えるかも)

特殊な水溶液を吸い上げさせて、苞の色を染めています。


 やっぱりね、と思う反面、激しくガッカリする師走の朝なのであった。

真冬の桜

群馬県鬼石町のフユザクラは有名ですが……
http://allabout.co.jp/travel/meisho/closeup/CU20061115A/

ここでは冬と春の2度花を咲かせるという冬桜を見ることができます。

足立区の江北北部緑道公園でも、冬の桜が咲いてます。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/yume/CK2007110802062785.html

総延長約1.5キロの緑地帯に約100本の十月桜が植えられ、見ごろを迎えている。昭和50年代後半に米国ワシントンから里帰りした桜の一つ。


 昨日(2007年12月2日)に確認したところでは、満開というほど賑やかではありませんが、まだまだ楽しめるだけ咲いていますよ。地図で言うとこのへんです。


拡大地図を表示

 谷在家公園から北にのびる長い緑地帯です。送電線の下を利用しているようです。