ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

13日の日記

 Yahoo!過去の天気をみると晴れの記録なんですが、窓から見える空は曇ってたような気もします。東京の最低気温は1.8度、最高は9.2度。数字的にはそれほどでもないのに、なんだかとても寒くて昼間から湯たんぽを抱いてました。

月曜日は頭が働かない

 え、お前ねんがらねんじゅう遊んで暮らしてるじゃないかって? そうなんですけど(って否定しないのか!)、なぜか月曜というのは遊びにすら頭が働かないんですよね。寒かったのもあるんですが、一日中ぼーっと過ごしてしまいました。明日はしゃっきりしたいから早めに寝ちゃおうっと。

んー、先進国ってそんなに立派だったっけ?

 インドのある地方で、女の子を間引く風習がまだ残っているというニュースをツイートしたら、力のこもったインド批判の返信がつきました。実際ひどい話なので批判は当然と思うんですが、「そういうことを続けているんじゃ先進国にはなれない。中国のほうがまだまし」という意味の返信を読んで、なぜか同調できなくなり、うーんと考え込んでしまいました。

 悪い点だけ見て別の国と比べ、どっちがマシみたいな話の持って行き方が、感情的すぎてなんの解決にもならないように感じるのと、人権問題を抱えたまま先進国にはなれないというのも論理を欠くような気がして「なんかおかしいぞ?」と思ったら同調できなくなりました。

 たぶん、返信してくれた人は、先進国という言葉を「立派な国」のような意味にとらえているんでしょうが、世の中で先進国と呼ばれている国が過去に何をしてきたか考えると、人権問題を抱えたまま先進国になれないわけではないし、そのことに目をつぶって後進国を批判するのは、ずいぶん見下した態度であるし、少しも立派ではないです。ここらでもうスジが通ってない。

 「いやいや、先進国は過去に奴隷制度や身分制度などの問題をかかえていたが、解決して現在があるんだよ」という風にも考えられますが、制度的には撤廃されたって人種差別問題がなくなったわけじゃないですしね。日本にだって上からおしつけられたものとはいえ身分制度があって、未だにどこそこ出身者だという目で見る人がいるわけです。

 それに、身近な別の問題に置き換えて考えてもしまうわけです。たとえば捕鯨問題だったら? 欧米各国は日本を「未だに捕鯨なんかやってる未開人種のくせに先進国を気取りやがって」くらいに思ってるかもしれないです。そんな目で見られたら会話になる?

 もちろん、人権問題と捕鯨を同列に語っちゃいけないです。インドの女児間引きは「改善しなくてはいけない」問題ですが、捕鯨については「乱獲も防ぎつつ、捕鯨文化への理解も広めていくべき」問題ですし、同じではないですよね。しかし、その国の文化も知らんよそ者が、偏見だけで見下して批判してる、という点では共通する部分があって、そういう態度で語り合ったところで、おそらく話は平行線のまま絶対交わらないだろうと感じちゃうわけなのです。

 と、こんなこと書いてると、お前は女のくせに女の子が間引かれてることに腹がたたんのか、と思われるかもしれないんですが、もちろん腹はたつんです。酷い話だなと感じる。ただ、同時に「インドであってもこの状態が理想とされてるわけじゃない」とも思ってしまうわけです。

 わたしのブログ(どーでもいい個人の日記ですけど)を読んでる方は、わたしが最近「マハーバーラタ」を読んでることをご存知でしょうが、ああいった古典文学を読む限り、インドでは男性上位であっても女性がないがしろにされてるわけじゃない、と感じます。理想の姿は別にあるのに、どこかで捩れておかしなことになっているなら、捩れは正すべきです。でも全否定することで解決するとも思えないんですよねえ。

 自分で書いててきれい事だなあとも思うので、別に返信をくれた人を批判するつもりもないです。ただ、同調はできないっていう、それだけのお話。

 あ、一応書いておくのですが、わたしだって直接被害を受けたのなら相手をあしざまにののしって憎しみをぶつけると思いますよ(笑)

というわけで寝ようっと

 猫もおとなしくしていることだし、今がチャンス。寝るぞー。