ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

20日は銀座へ行ったり映画を見たり…

 早朝まで曇っていたようですが、日がのぼってきたら晴れました。久しぶりに暖かくて東京の最高気温は22度、最低気温は15度でした。

日本の楽器屋にはなぜか西洋楽器しかないんだよねー(笑)

 大工哲弘という人の『八重山ぬ歌 工工四楽集』というやつを、とりあえず中身を見たいなあと思って銀座のヤマハと山野楽器の楽譜コーナーを見たんですが、さすがにこの手のものはないですねえ。それどころか三線用の曲集がほとんどないような状態。三味線用も尺八用もろくにありませんでしたけどねー。もしかしたら本ではなく雑貨のような扱いで流通してるのかな。Amazon楽天にもないですよね。

 楽器屋さんも不況でつまらなくなってるかもしれないね。楽譜はともかく楽器の種類がね、昔はヤマハにも、もっと民族系のものもあったような気がします。フォルクローレ用のあれとかこれとか、バンドネオンみたいなやつとか。気がつかないだけで今もどっかにあるのかなあ。

で、結局「わした」に行くっていう(笑)

 仕方なく有楽町駅前のわしたショップへ行ってみたら、ここには大工哲弘編纂の探してるのとは別の工工四楽集はありました。『八重山ぬ歌』も、たびたび見ているとそのうち入るかもしれないなあという感触です。

 有楽町のわしたショップは案外使えるかもしれないです。弦も三本セットの以外に切れやすい女弦だけ売られているし、天用袋やストラップ、ティーガ、糸かけ、カラクイやウマもありました。夜間練習用の消音ウマもあったし、だいたい一通り揃ってるみたいです。もちろんチミ(バチ)も牛角と水牛角と両方、大中小と揃ってます(ただ、どれも指穴が小さいような気が。東京じゃ穴を広げてくれる人もいないので厳しいかも?)。三線も複数ありましたが、良し悪しはよくわかんない。試し弾きは店員に言ってからならしていいそうです。

 結局今回は何も買わずに出たんですが、三線スタンドがやや欲しいです。

折りたたみ式三線立て(黒)

折りたたみ式三線立て(黒)

↑こんなやつ。定価は3980円とかだったと思います。通販のほうが安く出てることが多いですが、沖縄からの送料を考えると、有楽町についでがある時に買っても大差ないですね。# 近くに有楽町がない人は断然通販です!

炊飯器を買おうと某電気屋へ行って

 そうそう、炊飯器です。震災の時に炊飯器の上にものが落ちて蓋がうまく閉まらなくなったんですよね。でも、何度か開け閉めしてみたら閉まるようになったので、そのままだましだまし使ってたんですけど、とうとう電源が炊飯中に切れるようになりました。20年くらい使ったものなので、もう寿命ってことで買い替えることにしました。

 某電気屋で値段を見たら、高いものは10万円くらい、中くらいだと3〜5万円くらい、安いものは 1〜2万円といった感じでした。ちなみに、マイコン式と IHと、圧力IH というものがあって、マイコン式だと釜の真下にしか熱源がなく炊きむらが出やすい(けど安い)。IH式は釜自体が発熱するものでやや固めのご飯が炊ける。圧力IH は名前の通り圧力がかかるので普通の IHよりはふっくら炊ける(けど高い)。という違いがあるそうです。

 普通の IHで定価で3万円以上するものが、展示品処分とかで1万数千円になっていたので、いちおう店員にいろいろ聞いて、別に潔癖症じゃないので人が触ったものでも平気だから「じゃあ、それください」となったんですが、お金を払う前に念のために初期不良について聞いてみたら、保証がまったくついていないので初期不良であっても(極端な話、家に帰った直後に電源を入れて動作しなくても)修理は有償だって言われてしまい「じゃあいらない(どこの詐欺会社だよw)」と冷笑してつっかえしました。ジャンク品のPC部品だって初期不良で動かなかったら返せることがあるのにね?

 他の同程度のものを買っても良かったんですが、一度これにしようって決めてその気になったのをやめるとテンションが下がってしまい、とうとう買わずに帰りました。だいたいご飯なんぞ圧力釜で炊けるんだから別にいいんです。電気釜だとタイマーがついてるので便利なだけ。

夜は『素敵な金縛り』を見に行った

 三谷幸喜の映画です。ある女性が殺されて、容疑者として元夫が逮捕されました。しかし元夫は容疑を全面否定。自分は事業に失敗して死のうと思って山をさまよっていたが、犯行当日は宿で金縛りにあって動けなかった、自分のアリバイはあの日自分に馬乗りになっていた落ち武者の幽霊が証明してくれるはず、というわけです。何をやってもドジばっかりの若い女性弁護士は、落ち武者を証人席に呼ぶために山奥の宿へ向かうのですが……?!

 これは予告編を何度か見てたんですけど、三谷だから面白いだろう、という程度にしか思ってませんでした。実際見てみたら、もちろん三谷だから面白いんですが、それ以上になんともいえず幸せになる作品でした。レイトショーで見たのでお客さんはそれほど多くはなかったですけど、見てる人全員がゲラゲラ笑って、席を立つ時に「あー面白かったー!」って口々に言ってるんです。観客だけじゃなく、出ている役者さんがものすごく楽しそう。ビジュアルだけでなく演技力が試される脚本が最近あんまりないんじゃないかと思うんです。出番が少ない人すら楽しそう! DVDもいいけれど、映画館で大笑いしたいですね、これは。