11日の日記

　曇り。曇ってるわりに暑くてちょっと動くだけで汗ばむ陽気でした。東京の最高気温は25度。

蚕の餌を物色してみたが

　買い物に出かけるとみせかけて、横目で桑の木を探しているのが珍獣流。蚕が育ちきる前に桑の木を探しておかないとならないんです。それによってはもっともっと間引かないと餌に困るかもしれません。四齢〜五齢の蚕の食欲ときたら半端じゃないんです。

　桑は土手を歩くとけっこう自生してるのを見かけます。ところが草刈りの時に枝も切られちゃうことが多く、昨日見た感じだと餌にできそうな状態のいい桑があんまりありませんでした。やばい、ピンチじゃないか。

　まいったなー、どうしようかなー、最初から人工飼料にしとけばよかったなー。途中から変更できればいいんですが、一度桑の葉を与えた蚕は人工飼料を食べないらしいんですよね。やってみたことないんでホントかどうかわからないけど。

それはともかく、今年こそ自宅産の繭で何か作りたいものだよね

　糸をとるまね事はできるんですよ。茹でて引くだけだから。それをね、何かに使うとしたら、精練っていうのをしないとダメなんです。精練というのは糸のまわりについてるセリシンという物質を落として艶を出す作業です。ものの本には圧力釜で蒸すとか、石鹸で洗うとか書いてあるんですが、蒸し時間とかさっぱりわかりませんからねえ。

　まあ、どうにかやってみるかもしれません。時間ができたら。