日本の水族館がインドネシアでシーラカンスの稚魚を撮影、世界初
http://sankei.jp.msn.com/science/science/091116/scn0911162159009-n1.htm
シーラカンス稚魚の撮影に成功 世界初、福島の水族館
2009.11.16 21:46
このニュースのトピックス:生物
インドネシア・スラウェシ島北部マナド近海で撮影されたシーラカンスの稚魚。頭部と尾部にかかるラインは体長測定用のレーザー光=10月6日(アクアマリンふくしま提供)インドネシア・スラウェシ島北部マナド近海で撮影されたシーラカンスの稚魚。頭部と尾部にかかるラインは体長測定用のレーザー光=10月6日(アクアマリンふくしま提供)福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」は16日、「生きた化石」と呼ばれる古代魚シーラカンスの稚魚の撮影にインドネシア近海で成功したと発表した。世界初という。
同水族館によると、10月6日にインドネシア・スラウェシ島北部マナド近海の水深161メートルの岩場でシーラカンスの稚魚を発見した。
シーラカンスは雌の胎内で卵をかえし、稚魚を育ててから産むとされる。撮影された稚魚も生後間もないとみられ、体長は31.5センチだった。
アクアマリンふくしまは「シーラカンス発見以来、解明されていなかった生態の謎に大きく近づくことができた」としている。