ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

DVDをもらえるイベント中らしいので

 ○○な映画ランキングを「はまぞう」を使って紹介するとDVDがもらえるかもしれないキャンペーン開催中だそうで、「いやされる映画ベスト10」を選んでみようと思います。わたしは「いやし」が嫌いです。作ったような優しさや和みを見ても、これっぽっちも癒されないのです。そんなわたしが選ぶ「これならいやしが嫌いなわたしでもいやされる映画」はズバリこれ。長いのでジラし抜きで一位から。


第一位
[rakuten:book:12128093:detail]
 これ「はまぞう」で探すの大変でした。「ギャラクシークエスト」「ギャラクシー・クエスト」「ギャラクシー クエスト」どれもヒットせず。★を入れないとダメなんて、どんな検索エンジンなんだか(笑)

 で、「ギャラクシー★クエスト」とはどんな映画か。テレビでおなじみの特撮ドラマ(ここではスタートレックみたいなやつを想像してください)を、遠い宇宙の彼方で受信したナントカ星人。この人たちは進んだ科学力を持っていますが戦うことやウソをつくことをまったく知らず、他の星からの侵略にあい、苦しんでいました。彼らは、地球から送られてくるテレビ電波を英雄の記録であると信じて疑わず、地球に助けを求めに来るのです。宇宙船や武器まで、ドラマとそっくり同じものを用意して。二十周年イベントに突然現れる宇宙人たちを見て、俳優たちは「どうせドッキリだろ。どこかにディレクターが隠れてるんだ」などと言って相手にしませんが、あれよあれよと言う間に宇宙へ連れて行かれ、本当に戦うはめにおちいります。

 ジャンルで言えばSFですが、かなりB級です。B級だけど大まじめに作ってあります。とにかくおかしくて、見始めるとぐいぐい引き込まれて行くでしょう。時にはホロリとさせられ、最後には手に汗握り、やったーと歓声をあげたくなる、そんな映画です。


第二位

 三人組の誘拐犯が、広大な山林を所有するおばあちゃんをさらいます。ところがおばあちゃん、犯人から自分の身代金を聞いて「とんでもない」と怒り出しました。わたしを誰だと思っているのか、自分の身代金なら百億円は下らない、と。おばあちゃんの知恵や人柄に惹かれた犯人たちは、なぜかおばあちゃん主導でおばあちゃんの誘拐劇を演じることになるのですが……?!

 とにかくおばあちゃんが痛快です。ネタバレになるので筋は書けないけれど、これだけの大事件を誰一人傷つけずになしとげ、誰も損をさせずに八方丸く収めて終わります。誰もがこのおばあちゃんを好きになってしまうでしょう。かなりオススメです。


第三位

 これも探すの大変でした。「明日があるさ」ではテレビドラマやCDばかりヒットしてしまい、ザ・ムービーをどう付け加えると正しいタイトルになるかわからない。仕方ないのではまぞうを使わずに楽天ブックスへ行き、JANコードをコピペってはまぞうで検索……正直なえました。

 この映画は民間人が民間の力でロケットを作り、宇宙へ飛んで行っちゃうお話です。宇宙旅行といってもガガーリンみたいに地球をくるっと回って落ちてくるだけのものですが、乗っているのはフツーの商社マン。こういうB級のストーリーを大まじめに作ってるのを見るだけで、かなりいやされます。面白おかしくて、ちょっぴりジンとくる、喜劇っていうのはこうやって作れという見本のような作品です。


第四位

 三谷幸喜原作・監督の映画。大晦日でてんやわんやになっているホテルの従業員とお客の様子を描写しているだけなのに、こんなにおかしく、こんなにハラハラできるのはすごい。合い言葉は「ドンキホーテ、サンチョパンサ、ロシナンテ、アンド俺」です。四の五の言わずに見ちゃってください。気温は氷点下でも心はきっと温かくなります。


第五位

 これまた三谷幸喜作品。戦時中、喜劇を演じるのに検閲を受けなければならなかった時代。検閲官と喜劇作家が脚本を直し続けるうちに、立場を超えた友情が芽生える……?? これも見たほうが早いです。登場人物が少なく、ほとんどの場面が執務室の中で語り合っているだけ。それがこんなに面白くて泣ける映画になるなんて、三谷はすごいです。


第六位

 ジェームズ・ブラウン好きの大親分に組の解散を思いとどまらせるため、JB大誘拐をくわだてる子分たち。ところがさらってきたのはそっくりさん。そっくりさんのショーをプロデュースしていたのが大親分が昔別れた娘(この人はかたぎ)で、ショーの主催者に出演者が来なかったらギャラは払わないと言われてしまう。組解散のまえに娘に会いに来た大親分は、娘のピンチをどう切り抜けるか?


第七位
[rakuten:book:11471894:detail]
 普通の学校の先生が、突然ゼブラーマンに変身する力を得て……というVシネマタッチの映画。作りはいくらか粗いし、話がちょっとばかり暗いけれど、最後はぐっと来る! ゼッブッラッ ゼッブッラッ 命をかけろー!


第八位
「変臉(へんめん)」みつからなかった。DVD出てないのかな?
 中国映画です。貧しさ故に売られた少女は、お面を使った七変化の芸(変臉)をする老人に買われます。老人には息子がなく、自分の芸を受け継がせるための養子を探していたのです。ところが、買い取った子供が髪の毛を短く切った少女だと分かり落胆。この芸は男が受け継ぐもので女ではダメなのだといって少女を追い払おうとします。その頃、町では大金持ちの家の男の赤ん坊が誘拐され大騒ぎになっていましたが、少女はそれと知らず、つかまっていた赤ん坊を捨て子だと思って老人のところへ連れて行きました。やっと跡継ぎができたと大喜びをする老人でしたが、赤ん坊のせいで誘拐犯にしたてあげられ、処刑されることになりました。少女は老人の無実をうったえるため、生き観音様と呼ばれる京劇の女形俳優に助けを求めますが……

 中国版の「家なき子」みたいなお話です。「家なき子」は旅芸人のビタリス老人と死別し、本当の母親に出会うことでハッピーエンドを迎えますが、「変臉」はあくまで主人公の少女をひろってくれた(買い取ったのですが、良い目的で養子に迎えようとした)老人を師として、父として慕い、救おうとする話になっています。ここに上げたものの中では一番すなおにいい話。泣けます。そして、最後はハッピーエンドです。


第九位
「モンスターズインク」楽天ブックスにはなかった(別の店にはあったけど)
 ディズニー映画、というかピクサーのフルCGアニメ。ストーリー書くのめんどくさくなってきたからもうやめる。封切り前の予告などを見ていた時は、ディズニーだし、そこそこ面白いけどお約束な感じの話で終わっちゃうのかな、と軽くバカにしてたんですが、なぜか封切り後に芸能人が「見に行った。泣けた」とテレビで口にする場面を何度か目にして(しかも番組の内容と無関係に言ってる風だった)、ひょっとして面白いんじゃないかと映画館に行ったら、これがもう、すばらしく面白くて、ちょっと泣けて、自分の中ではかなりのヒット作品です。


第十位
 ありがちなところで、見ているあなたが選んでください(笑) 


 便宜的に順位をつけたけれど、どれも甲乙付けがたく面白いのです。ええと、エントリーするにはキーワードを叫ばないといけないんだっけ?

楽天ブックスさん、DVD欲しい!
楽天ブックスさん、DVD欲しい!
楽天ブックスさん、DVD欲しい!

これでよい?