退院しました
今回は本当に大したネタもなく普通に終わってしまいました。日曜に退院の予定でしたが、検査部が休みになってしまうので、金曜から土曜にかけて採尿や採血の検査を終わらせて、点滴も「午前中に終わるように早朝からやってください〜っ」と強くお願いして、土曜のお昼には引き上げました。抗癌剤も三回目なので状況はわかっているし、多少のわがままは通ってしまいます。病院のまずいご飯と寝たきり生活なんかより、家でできることをしてたほうがいいに決まってる。幸いと食欲は落ちないので、水分と栄養の補給は点滴なしでも問題ないです。
副作用もだんだん軽くなってるような気がします。抗癌剤投与から四日目の昨日は筋肉痛が出ました。一体全体、抗癌剤の何がどう働いて筋肉痛になるのかしらね。朝起きたら腹筋、わき腹、背中、太もも、腕などが一斉に痛くて「あれ、昨日何かしたっけ? あ、副作用か」ってな感じです。ロキソニン(鎮痛剤)を飲んで寝たら今日はもう治ってました。
胃の不快感は多少ありますが吐き気はぜんぜんありません。いくらか便秘気味ですが少しずつでも出てるので問題なし。前回まではマグミットやラキソベロン(どちらも下剤)を神経質に飲んでたけれど、薬飲んだからって特別良くなる感じもないし、飲まなくてもほどほどに出るみたい。抗癌剤の効き目が切れてくれば自然に治るので腹痛がなければ焦らなくてもよさそう。
コメントにも書いたけれど、腫瘍マーカーの値もかなり落ちて、今は一桁の「6」だそうです。手術直後は300くらいあったわけだから抗癌剤は劇的に効いているようです。婦人科系の癌には抗癌剤が効きやすいんだそうですが、かなーりホントっぽい。まあ、癌治療の成果は五年生存率で見るみたいだから先はまだわかんないですけどね。ちなみにわたしのはステージ3の癌なので初期癌ではありません。
抗癌剤そのものの副作用は大したことないのですが、どうも卵巣をとった影響で更年期障害的なものが出てるみたい。顕著に感じるのは「ほてり」かなあ。夜布団に入ると背中が強烈に熱くなって寝汗をかきます。不快なので布団をはぐと今度は寒い。寒いので布団をかぶると汗が出てしょうがない。起きているときも、急にモワッと熱を感じて「あつい、あついー」とさわいでいると急に冷えてきたりします。体温を計ってみても平熱で異常なし。こういうほてり方は手術前にはありませんでした。まあ、女性ホルモンを作ってる部分が突然なくなっちゃったんだから、体に異変があって当然ですわな。しかし、この熱いのはどうにかならないものかと。