ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

ケンタッキーフライドチキン

 ケンタッキーのフライドチキンが好きなのです。たまに食べたくなります。食べたい時は食事時です。フライドチキンも食べたいけれど、パンか何か、主食になるものも欲しいんです。ところがケンタのメニューで主食というと、チキンフィレサンドとか、チキンカツサンドとか、それだけでお腹一杯になりそうなものばかり。食べたいのはあくまでフライドチキンのみ。カツはどうでもいい、というよりむしろ食べたくない。トーストとフライドチキン、野菜サンドとフライドチキン、プレーンベーグルとフライドチキン…そんな組み合わせはないのかよ、ウキー! …という激しい葛藤を味わうことになるのでケンタッキーには入りません。ケンタのフライドチキンが好きなのに、結局はマクドナルドやミスタードーナッツを選んでしまうのです。
 今日はクリスマスなので、年に一度くらいはフライドチキンに血迷ってもいいだろうと思い、駅前のケンタッキーに入りました。店はかなり混み合っていましたが、パーティー用に予約したものを取りに来た人が多く、それほど待たずにレジまでたどり着きました。
「ご注文をどうぞ」
 お姉さんがにこやかに言いました。
 とにかくフライドチキンです。二個。それから飲み物はコカコーラで、主食は… おっ、なんか知らないメニューがあるぞ。グラハムコーンパン? これよ。こういうのを望んでいたのだわ。カツサンドじゃ重たいし、ビスケットじゃおやつみたいだし、そうじゃない普通のパンはないのかとずっと思っていたのよ。
 というわけで注文。
「フライドチキン 2ピースと、コカコーラと、コーンパンね」
 するとお姉さん、後ろの方をちらっと見やって、
「あいすみません。本日はコーンパンの販売はしておりません」
 さすがだケンタッキー。痒いところには決して手が届かない。サンダース、人のよさそうな顔をして、おぬしもなかなかの悪よのう。
 仕方なくコーンパンの代わりにカツサンドを頼み、カツはどーでもいいんだよとつぶやきながらフライドチキンも食べてクリスマスを締めくくりましたとさ。