ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

私にとってオウムとは何だったのか

 坂本弁護士一家殺害その他の罪で死刑判決を受けた早川紀代秀の手記と、川村邦光の解説。後半の解説部分は早川の手記を書き直したような部分が多く、あまりパッとしない。事件後9年くらいの本。

 早川の手記は、オウムの出来事、オウムの仕組みを淡々と書いているのがほとんどで、時折少しだけ早川の人間的な部分がかいま見える。麻原がインドの山道でダダをこねた話や、ポアを命じられた時の心の葛藤など。逮捕されてからは麻原の言うことに矛盾点があり超能力などないのだと確信し、オウムから離れたとのこと。