太陽撮影の練習
金環日蝕まであと84日。昨日買った DHG ND-100000(太陽撮影用の減光フィルター)で撮影テストをしました。附属の説明書によると、欠けてない太陽を撮影するなら、おおよその目安として シャッター速度 1/4000 F値5.6 くらいがいいと書いてあるのですが、
▲1/4000 f5.6
実際写してみると、この通り少し暗い気がします。
そこで、少しずつ設定を変えて写してみました。
▲1/180 f5.6
日蝕を撮るならこれでもいいけど、明るすぎて黒点が潰れちゃってる。
▲1/500 f5.6
シャッター速度を少し上げる。黒点が写るようになった。
▲1/500 f6.2
F値(しぼり)だけ上げてみる。F値は数字が大きくなると絞られて入ってくる光が少なくなるんだっけ?
▲1/1000 f7.1
シャッター速度を上げて F値を上げる(もっと絞る)。黒点も写ってるし、明るさは悪くなさげ。ぼんやりしてるのは単純にピントがあってないだけかも。
▲1/2500 f7.1
シャッター速度をさらに上げる。当然暗くなる。もうちょっと明るくてもいいかな。
1/1000のf7.1〜1/2500のf7.1くらいが良さそう? 空気中の水蒸気量とかで、またぜんぜん違っちゃうんでしょうけど、練習しないことにはコツも掴めませんし。
写したいのは金環日蝕なので、蝕が進むにつれて設定を変えなきゃいけないはず。日蝕が始まる前にいい具合の設定を探っておいて、F値を変えずにシャッター速度を遅くして行くのがいいかなあと思ってます。フォーカスもオートじゃなくてマニュアルにしたほうがいいのかな。明日晴れたら少し研究してみよっと。
ちなみに、使ってるカメラは FINEPIX HS10 です。ND-100000 を装着して光学30倍ズームで撮影。トリミングしてあります。

MARUMI NDフィルター DHG太陽撮影用 58mm 75091
- 出版社/メーカー: マルミ
- 発売日: 2011/11/18
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