ネタ袋

不思議なことや、勉強になりそうな事を書きとめておくブログで、かつては日常の記録としても使われていたことがありますが、これからは不思議な話等をごくごくたまーに更新するかもしれません。

25日の日記

 晴れ。東京の最高気温は31度。暑いけれど風があって爽やかでした。
 また余震が活発になったみたいですね。夕方もちょっと揺れてました。

読んだ本(全部児童書)


【送料無料】おやすみトプスぼくの恐竜

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 少年が裏山で拾ったのは恐竜の卵でした。お父さんもお母さんも、最初は外国のめずらしいトカゲだと思っていて、野菜くずを与えて可愛がっていましたが、どんどんどんどん大きくなって、やがて別れの日がやってきます。どうして恐竜の卵が裏山にあったのでしょう。そして少年は、恐竜と再開できるでしょうか。小学生中学年向き。
 あらすじを書くと主人公と恐竜のお話みたいになっちゃうのですが、主人公の親友との交流がなかなかいいです。



【送料無料】Goodbyeオスカー君をわすれない

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 オスカーはツバメの子供です。巣から落ちてしまったのを主人公の少女に拾われました。みんなで虫をとってオスカーを育てますが、オスカーはもともと病気をもっていて、育ってもまっすぐ飛べるようになりませんでした。目が見えなくなり、羽が抜けて、どんどん悪くなって行くオスカー。オスカーの病気と、主人公はどう向き合っていくでしょうか。小学校高学年向け。
 後書きによれば作者の娘さんが実際にツバメの雛を育てたことがあり、実体験をもとにしたお話だということです。『おやすみトプスぼくの恐竜』なんかにもその体験が生きてるようです。



ウロコ

ウロコ
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 それぞれ別の時代、別の登場人物が出てくる独立した短編を集めた本ですが、一枚の龍のウロコですべてのお話が結びついています。それぞれ面白かったです。SFタッチの短編がちょっと泣かせますね。小学校高学年向け。



【送料無料】りん姫あやかし草紙

りん姫あやかし草紙
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 大臣家の三の姫はちょっと変わってる。お姫さまらしくすることよりも、野山をかけまわっているほうが好き。そんな姫が山の中で出会ったのは、山の守り神である女神と、黒い僧侶との戦いだった。女神に託されたイチョウの葉をたずさえて、姫は僧侶を倒すことができるのか?!小学校高学年向け。陰陽師が出てくる平安ファンタジー。中学年以上向けかなあ。


 全部、沢田徳子という人のお話です。人力検索で小中学生が読書感想文の題材を探してるのを見て、そういえばこの人の『きらめきのサフィール』という本を読んで面白かったと思い出し(感想文に向いてるかどうかは知らない)図書館に借りに行ったのです。もちろん返す本があるのでついでですが。

 ところがお目当ての本は保存庫にあるって言われちゃったもので、それは取り寄せをかけるとして、同じ作者のほかの本を棚にあるだけわしづかみにして借りてみたというわけ。どれも面白かったけど、感想文用としてはどうなのかな。『オスカー』なんかは悪くなさそう?

『きらめきのサフィール』で思い出したけど

 それと同時期に、変わった一家が出てくる話を読んだんですよ。単に同時期に読んだというだけで出版年が同時期だとは限らないんですが。

 舞台は現代で、どこにでもあるような町で、一家も普通の日本人なんですが、お父さんが働いてないんです。働いてないからといって、別にニートで引きこもりとかでもないんです。ちゃんとした立派なお父さんなんだけど、社会の歯車になるのに嫌気がさして、普通の仕事をしてないんです。テレビ局かなにかの業界系の人脈があって、人を紹介して、その紹介料かなんかで現金収入を得てるみたい。あとは自給自足とか? お母さんは外で働いてたかもしれません。その設定ばかり頭に残ってて、ストーリーはまるで思い出せません。いじめか不登校の話だったかもしれませんが。

 ラストに、子供が通ってる学校の先生が、その家のお母さんに相談に来るシーンがあったような気がします。子供のことを話に来るんじゃなくて、自分には子供ができたんだけど、こんな世の中に生まれてきて、幸せにしてあげる自信がないからどうしたらいいだろうってな相談なんです(どんな話だよ)。

 あ、そうそう。母親も不思議な人で、暑い夏の日に子供とふうふう言いながら歩いてて
子供「ワープできるといいね」
母親「できるよ」
なんてこと言いながら、アメージング・グレイスを歌うシーンがあったと思います。

 全体としては面白かった記憶があるんですが、タイトルをまったく思い出せません。なんだったんだろ、あれは。