25日の日記
晴れ。東京の最高気温は31度。暑いけれど風があって爽やかでした。
また余震が活発になったみたいですね。夕方もちょっと揺れてました。
読んだ本(全部児童書)
おやすみトプスぼくの恐竜 |
あらすじを書くと主人公と恐竜のお話みたいになっちゃうのですが、主人公の親友との交流がなかなかいいです。
Goodbyeオスカー君をわすれない |
後書きによれば作者の娘さんが実際にツバメの雛を育てたことがあり、実体験をもとにしたお話だということです。『おやすみトプスぼくの恐竜』なんかにもその体験が生きてるようです。
ウロコ |
りん姫あやかし草紙 |
全部、沢田徳子という人のお話です。人力検索で小中学生が読書感想文の題材を探してるのを見て、そういえばこの人の『きらめきのサフィール』という本を読んで面白かったと思い出し(感想文に向いてるかどうかは知らない)図書館に借りに行ったのです。もちろん返す本があるのでついでですが。
ところがお目当ての本は保存庫にあるって言われちゃったもので、それは取り寄せをかけるとして、同じ作者のほかの本を棚にあるだけわしづかみにして借りてみたというわけ。どれも面白かったけど、感想文用としてはどうなのかな。『オスカー』なんかは悪くなさそう?
『きらめきのサフィール』で思い出したけど
それと同時期に、変わった一家が出てくる話を読んだんですよ。単に同時期に読んだというだけで出版年が同時期だとは限らないんですが。
舞台は現代で、どこにでもあるような町で、一家も普通の日本人なんですが、お父さんが働いてないんです。働いてないからといって、別にニートで引きこもりとかでもないんです。ちゃんとした立派なお父さんなんだけど、社会の歯車になるのに嫌気がさして、普通の仕事をしてないんです。テレビ局かなにかの業界系の人脈があって、人を紹介して、その紹介料かなんかで現金収入を得てるみたい。あとは自給自足とか? お母さんは外で働いてたかもしれません。その設定ばかり頭に残ってて、ストーリーはまるで思い出せません。いじめか不登校の話だったかもしれませんが。
ラストに、子供が通ってる学校の先生が、その家のお母さんに相談に来るシーンがあったような気がします。子供のことを話に来るんじゃなくて、自分には子供ができたんだけど、こんな世の中に生まれてきて、幸せにしてあげる自信がないからどうしたらいいだろうってな相談なんです(どんな話だよ)。
あ、そうそう。母親も不思議な人で、暑い夏の日に子供とふうふう言いながら歩いてて
子供「ワープできるといいね」
母親「できるよ」
なんてこと言いながら、アメージング・グレイスを歌うシーンがあったと思います。
全体としては面白かった記憶があるんですが、タイトルをまったく思い出せません。なんだったんだろ、あれは。